10⇒5、12、8、9、2、1⇒
5、12、8、9、2、1、14、3 (42点)
10-5、12、8-
5、12、8、9、2、1、14、3 (18点)
10⇒5、12、8、9、2、1、14、3 5、12、8、9⇒10
前レコードを1秒4も短縮する衝撃のレコード勝ち。ウィクトーリアが叩き出した同日の古馬500万と同タイムはラップ、上がり時計を考慮しても、価値ある勝ち時計だった。2歳夏の重賞レベルで勝ち負け可能な数字を叩き出したということ。前走は道中、突かれ気味ながら残り6ハロンから減速なしの上がりレースラップで完封。追い出すと一瞬にして勝負を決めた瞬発力、残り50から流した横綱相撲は単調な逃げ馬でないことの証でもある。
アフランシールは評価が揺れる。道中は行きたがり気味で勝負どころでは最悪な行きっぷりを割り引くべきなのか、終わってみれば最速上がりで4着に1秒5というパフォーマンスを称賛すべきか。いずれにしても2着以下が今でも未勝利のままというレースレベルが低かったことは否めない。姉に重賞ホルダーのブランボヌールという確かな下地だけが頼り。
太目で必要以上の消極策。4角で離した前2頭のワンツーや勝ち馬より0秒4も上回った上がり時計が示すように、トーセンギムレットの前走は醜い乗り方だったことが否めない。残り1ハロンからの追い比べで負かした2着馬が評判倒れだっただけに乗り替わりのここで真価を問いたい。
5ハロン通過が67秒台ならば、ラスト2ハロンのラップが物足りないクラージュゲリエの高い評価に待ったをかけたい。モレイラ騎手で圧勝後は反動を含めて、どんな鞍上配置でもある程度の割り引きが必要な傾向。子供っぽさの残る馬体、前走よりもタフな馬場など、数々の試練を迎えて前走の再現が難しくなるだろう。同じようなステップで札幌2歳S1番人気を取りこぼした兄プロフェットとイメージがダブる。
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