9、14⇒9、14、7、11、13、6⇒
9、14、7、11、13、6、4 (50点)
9-14、7、11、13、6、4
9⇔14、7、11、13、6、4 14⇒7、11、13、6
ファインニードルの前走は案外だった。実績ほど凄みのなさが結果に直結したのか、大幅な馬体減が響いたのか、芝の長さが日本よりも長かったか。いずれにしても絶好の手応えと位置取りで完敗。直線半ばで勝ち馬に引き離された内容はGⅠ勝ち直後の馬と思えぬ低調さだった。相手なりに走る反面、パンチ不足もはっきりしてきたことは間違いない。単純な上がり時計比較はここでNo10、千二限定の上がり時計はNo7。1分7秒5以下はわずか2回など、瞬発力はもちろん、スピードそのものもGⅠ馬の威厳が数字に表れてないのが現実だ。阪神(310400)でも休み明け(100112)。叩き2戦目(300002)からもズバ抜けた能力差のない1番人気馬の叩き台に怖さがない。まずは馬体回復から。
ラブカンプーの人気には違和感しかない。明らかに小回り、平坦巧者の未成熟な3歳馬。京都、小倉(241000)に対して阪神(010002)。千四、千六が含まれているとしても、モロさ同居の単調な先行馬にとってモマれて終了の悪夢が見え隠れしてくる。行くしかないネロ、ウインが外枠から絡んだ時点で勝ち負けから遠ざかりそう。前走はある程度のハイペースでも止まらない超高速馬場。前半から飛ばして坂コースを踏ん張れる数字の裏付けがなく、道悪となればなおさら条件が悪くなる。
すでに逃げ一手と思われるダイアナヘイローは鞍上のこだわりで常に好位差し。前々勝負でも控えても同じような瞬発力では、人気を裏切り続けるのも当然だろう。コンビ間の限界がはっきりして、ピークを過ぎたこともにおわせている6歳牝馬。阪神(300200)のコースで掲示板外となれば、ごく普通に鞍上スイッチを選択するか、引退間近ととらえるべき。逃げ馬揃いの中で突っ張る可能性の低い鞍上では悪夢が続く。
これまでの人気馬に魅力なし。波乱前提でネロ狙い。ダート経験がいい刺激。地力強化を確信したのが3走前のタフな大井だった。単調な先行馬にとって試練の直線の長さと馬場状態だったが、最速上がりにわずか0秒3だけ劣る瞬発力で、2着馬とは最後まで接戦の0秒1差。モロさ同居の逃げ馬だった頃のイメージから一変すれば、前走の結果もうなづける。スタート直後から押して押してハナを切った馬とすんなり好位を取れた馬の差が1、2着馬の差ということ。3着に0秒9差、残り100から差し返したことを評価したい。久しぶりの芝になるが、待望の道悪で人気の盲点になる。稍重(200001)、重(200001)。
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