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東京裏読み
関東
1R2R
3R9R10R11R12R
関西
1R2R
9R10R
11R12R
ローカル
2R5R
11R
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東京11R

3連単1軸マルチ9⇒6、11、10、12、2、17、14、13 (168点)

3連複フォーメーション6-9、11、10-

9、11、10、12、2、17、14、13 (18点)

馬単9⇔6、11、10、12、2、17、14

オープン入り後に一進一退だったハクサンルドルフは着順に表れない成長を遂げている。古馬相手の重賞初挑戦となった5走前はメンバーNo2の上がり時計で0秒3差。続く1ハロン長い距離だった4走前も上がりNo2で0秒6差。そこから前3走は別馬のような変身ぶりだ。3走前は唯一の33秒台となる最速上がり、前々走は明らかに距離不適な条件でも最速上がり、圧巻だったのは前走だろう。千八ベストの瞬発力型が揃う中で唯一の上がり34秒台。距離も馬場もコースも問わず、3戦連続の最速上がりに調子の良さがうかがえる。東京、千六、高速馬場でこれまでにない絶好の条件が揃ってさらなる躍進へ。

乗り慣れた鞍上でも名手でも勝ちきれないのがエアスピネルの特徴だ。超一流の瞬発力までに届かず、一線級と比較すれば"いい脚が一瞬"ということ。前々走が象徴的だった。完璧な位置取りと仕掛けのタイミングで抜け出してきたが、ゴール直前の脚色は勝ち馬はもちろん3、6、7着馬より脚色が劣勢だった。前走は過去10年で2度目の1分31秒台となるレコード決着だが着差以上の完敗。いずれにしても千六(4320100)ほど凄みを感じない。

同じ瞬発力型のワントゥワンはいくら名手に乗り替わりとはいえ、仕掛けどころが難しい癖馬の連続乗り替わりに嫌気が出てくる。矯正不可能な慢性的なスタート難。中京、新潟(320010)に対して東京(100011)で同じ左回りでも落差があるのも気がかりとなってくる。ある程度のレベルが揃った相手で真価が問われる一戦。

そもそも京成杯AHのレースレベルそのものが微妙だろう。勝ち馬は条件上がりの初重賞挑戦だったミッキーグローリー。4歳不在のメンバーで、近走の好不調がはっきり出た結果でもあった。3着ロジクライはここで太刀打ちできる数字がまったく見出せない。持ち時計はNo9、千六限定の上がり時計No16。千六(422102)の実績を残している馬にとって致命的なスピードと瞬発力不足。

いくら元マイル王者とはいえ、ペルシアンナイトの59キロだけで見切っていい。57キロ以上で勝ち鞍のない馬が未知なる酷量で勝ち負けを計算できないのも当然だろう。勝ち鞍や3年連続で重賞10勝から今年は極度の落ち込んでいる厩舎らしいレースマネージメントの悪さも目立っている。前走からワンテンポ遅い乗り替わり。関東が苦手な鞍上は直線入口で外しか意識なかったため、スムーズに捌けず行き場を失う痛恨のロス。最初から内に潜り込めば勝ち馬の直後からスムーズに抜けて、少なくても2着争いが可能な脚色だった。いずれにしても休み明け(010021)、叩き2戦目(210000)の叩き良化型。東京、中山で勝ち鞍なしも決定的な減点材料。