2、1⇒5、10、11、12、8 (30点)
2、5⇒10、11、12 (18点) 2、10⇒11、12 (12点)
2-1、5、10、11-
1、5、10、11、12、8、7 (18点)
2⇔1、5、10、11、12、8、7 5、10、11、12⇒1
世代レベルの高さで4歳馬が人気になるも理解できるが、いずれも超低レベルの中山金杯からのステップだけに取捨に迷う。4角で前5頭中4頭で2~5着を独占した前残り競馬にもかかわらず、ラスト2ハロンのレースラップが11秒4-12秒4。落差が1秒もあるバタバタの内容に勝ちを見出せないのも当然だろう。2頭の4歳馬が大マクりで踏ん張れたのも時計がかかったため。古馬重賞で通用する根拠には前走の1戦だけでは確かな裏付けにならない。
ステイフーリッシュが勝った時の京都新聞杯2着アドマイヤアルバはGⅢの入着ラインで行ったり来たり。4着グローリーヴェイズが日経新春杯勝ちとなったが、5歳馬が重賞未勝利のムイトオブリガードの1頭だけという恵まれた相手。2~6着まで6歳馬が独占して、GⅡレベルになかったことがはっきりとうかがえる。
タイムフライヤーは現実にホープフルS以来勝ち鞍どころか、馬券圏内が1度もない。ズブすぎる中距離型でピタリと合う条件がなかったとしても不甲斐ないレースの連続は否めない。主役としてはどちらも頼りなさすぎる。あくまで展開がはまった際にようやく勝ち負けか。
月に1勝レベルの騎手にこだわる意図はわからないが、ノーブルマーズはよほど陣営との深い絆に結ばれているのだろう。断然にへぐりの数は多いがミスをしても乗り替わりの制裁ないために騎手の成長がかなり前からほぼ平行線になっている。どう転んでも差し比べでは分の悪い単調な先行馬だが、4走前の宝塚記念と前走の日経新春杯の結果から差しに構える可能性が高まってきた。流れを見切ったというより、決め打ちの徹底待機策の前走が象徴的。騎乗レベルに何ら変化はなく、言われたとおり、想定どおりの乗り方ならば直線を待たずに脱落としても驚かないという覚悟の狙い。
マカヒキの"復活するする詐欺"はいつまで続くのか。ディープ産駒の特徴どおりにゆっくり下り坂の馬を前走から一変する可能性はますます低くなっている。5戦4勝でダービー馬になったのは大昔の偉業。絶好調期間が2年もないディープ産駒にとって競走馬として致命的な長いスランプだろう。上がり33秒3で差し切ったダービーのイメージは昔話。道悪で時計がかからないと上位争いできないズブいの増したパワー型にイメージが塗り替えられている。今開催の特徴である時計のかかる馬場が唯一の救い。
パフォーマプロミスも同じようにGⅠで無抵抗、GⅡで復活の繰り返しだが日経新春杯、目黒記念、アルゼンチン共和国杯はいずれも谷間の重賞でGⅡほどのレースレベルに達しているかは疑問が残る。日経新春杯2着のロードヴァンドールはいまだ重賞未勝利、目黒記念の勝ち馬は一世一代の大駆けでこのレース後はまったく惨敗続き。アルゼンチン共和国杯2着のムイトオブリガードは次走で今後の活躍が微妙になっている。持っている数字はあくまでGⅢレベル。時計と上がりを同時に求められたら太刀打ちできない。
超スローの前走で完全なる鋭さ負けとなったタンビュライトは千八以下照準の路線変更が必要だろう。実績を残してきた中山(103001)で前走の凡走が大きなターニングポイント。相手が強くても弱くても相手なりのレベルから抜け出せない現状は、微妙な乗り替わりだけでは大きな刺激にならない。千六~千八照準になるまで狙いを待ちたい。
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