7⇒2、4、1、8、10、3、5、6 (168点)
2-7、4、1-7、4、1、8、10、3、5、6 (18点)
7⇔2、4、1、8、10、3、5 2⇒4、1
走っても人気にならないのがフロンテアクイーンの特徴。まさに人気の盲点だろう。確かに千八(241001)、千六(051104)。究極の決め手不足でこれまでたった2勝は、自身の甘さというより血統的な勝負弱さとして割り切るしかなくなっている。それでもGⅠを4戦して着差は0秒4、1秒2、0秒6、0秒6。さらにGⅡを3、4着、GⅢは2着5回、3着1回が重賞未勝利と思えぬ絶対的な安定感を示している。叩き2戦(010004)、叩き3戦目(020101)よりも良績集中の休み明け(123100)。使い減りするタイプで初戦こそが走りごろ、狙いごろ。
ノームコアが微妙な乗り替わり。イメージにまったく合わない鞍上配置に嫌気が出ている。前走はアクジテントで後方待機としても、本来2、3列目の立ち回りが理想的の先行馬。差し追い込みだけに美学のある鞍上はとにかく理想、予想より後方待機を連発でコンビ間の微妙なズレが出てくるか。毎年、勝ち鞍並みに増える3、4着の回数で、いい意味だとスタイルを貫いているが、悪い意味だとまったく成長がないということを示している。今年の飛躍を占うためにも負けられない相手と条件だが、主戦の離脱で歯車が狂いだしたことは間違いない。いずれにしてもスタート直後の位置取りで勝負が決まる。
直線の坂コースを経験したのがわずか1回だけ。ミッキーチャームは人気になるほど妙味が薄れていく。もとより前走は過去10年で良馬場が8回の中、No6となる勝ち時計。数字的には完全に標準以下の決着を象徴している。アーモンドアイの2着というより、時計と展開の利に恵まれた2着という評価。徹底してハナにこだわってきた単調な先行馬は、超強力な同型の存在と致命的となる外枠を引いて完全ギブアップ状態か。いずれにしても試練となるレース。
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