4、7⇒11、5、9、6、8、15 (36点)
4、11⇒5、9、6、8 (24点) 4、5⇒9、6 (12点)
4-7、11、5-7、11、5、9、6、8、15、1 (18点)
4⇔7、11、5、9、6、8 7⇒11、5、9、6
クリノガウディーはどうにもツキがない。朝日杯は道中、完全に掛かって4角手前で5着馬がヨレて接触。少しのブレーキだったとはいえ、着差を考えれば致命傷になる不利だったことは間違いない。前走も最悪だった。勝ち馬をマンマークから勝機もうかがえた直線半ばだったが、少しモタれ気味だったとはいえ、残り150からまったくムチを使えない、使わなかった事実。大事なところで鞍上の未熟さが重賞で再発した。ゴール直後に勝ち馬を交わした勢いからも鞍上の技量の差で取りこぼした一戦と断言。千六(020001)の未勝利でも2着はいずれも重賞。キャリア7戦目で古馬重賞にメドを立てた内容から間違いなくマイルこそが輝ける舞台だろう。名手と好枠、手頃な斤量が加わって色気を増す。
グルーヴィットはここで真価を問いたい。前走はあくまですべての面ではまったツキの良さ。同日の古馬2勝クラスより0秒9上回った程度の勝ち時計。上がり時計はメンバーNo6にもかかわらず、好位差しで差し切れたことからもうかがえる。上がり33秒台が1度も経験のない3歳馬。例年の傾向から良馬場なら勝ち時計は1分33秒前後、上がりは33秒半ばが常に求められるレースで前走から斤量3キロ増の条件はあまりも酷だろう。中山経験の少ない鞍上はここ2年で皐月賞、ニュージランドTで重賞2勝。鞍上の勝負強さだけが頼りか。
ロードクエストは中山千六が唯一の好走条件。最後のひと花は京成杯AHしか考えられない。中山(112103)でも馬券圏外の着差は皐月賞の1秒2、オーシャンSの0秒2、京成杯AHの0秒2、ダービー卿の0秒4。千六以下では絶対的な安定感で悲観するどころか、乗り方ひとつで勝ち負けを意識してきた数字の裏付けは大きな自信になる。6歳馬らしく衰えが見え隠れしている現状で前走は久しぶりの最速上がり。7度目とはいえ、この年齢での記録はターニングポイントとして十分にきっかけになる。徹底待機なら確実にメンバーNo1、2の上がり時計を使えるが、前々に行くほど瞬発力低下に直結する典型的な追い込み馬を鞍上がどう乗りこなすか。昨年はスタート直後に出しに行って引っ掛かる最悪騎乗で4着。しかもいつもより好位で0秒2差。鞍上強化ならば57キロでも信頼度は高い。
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