3⇒6⇔8、9 (4点) 3、6-8、9
好調ハーツ産駒の中で一番高いレースレベルで勝ち上がったのがサリオスだ。前半は13秒台が含む超スローで実質残り3ハロンだけの直線競馬。上がりレースラップ11秒4-10秒9-11秒3を4角で先頭から4馬身差の位置取りにもかかわらず、ムチを使わず鞍上が手を軽く動かずだけで差し切ったのだから凄さが伝わるはず。残り100から流して3着に1秒5差は低く見積もってもGⅡは通過点レベルの計算になる。短い期間で2着馬に逆転されることは可能性として極めて低い。
サリオスとアブソルはすでに勝負付けは済んでいるだけに相手はクラヴァシュドールに絞れるか。今だメンバーレベルが微妙でも、上がりレースラップ11秒5-10秒8-11秒2。上がり33秒台がわずか5頭の中、33秒1の最速上がりなど、コースが違うとはいえ、サリオスと互角の瞬発力を備えていることが数字にはっきり示されている。最低でも馬体キープが大前提。馬体減りならば減点したい。
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