4⇔5、8⇒5、8、7、2 (12点)
小回りで致命的なスタートミス。それでもうまく立ち回ってメンバー唯一の上がり34秒台に価値を見出せるのがタイセイビジョンの前走だった。前々走は余裕のひとマクりで軽く最速上がりからもうかがえる2歳離れした瞬発力。直線の長い東京コースはイメージどおりで、前々走の3着に1秒2差のスピードと前走の3着以下を短い直線でゴボウ抜きした瞬発力がリンクすれば重賞勝ちは時間の問題か。いずれにしても前走と変わらぬ低調な相手。少なくても上がり時計が0秒9も下回った前走の勝ち馬には負けられない。
エピファ産駒はどこかつかみどころないがひと叩きで一変。初戦を使ってから時間をかけて立て直したヴァルナの前走は中身の濃い内容だった。初戦は未熟な鞍上もあって引っ掛かったが、前走はハナを切って万全の態勢。当週がレコード馬場だったとはいえ、No2の上がり時計に0秒3も速い最速上がりは胸を張れる。スプリント経験しかないビアンフェを道中いじめて4角先頭が理想的な形。いずれにしても名手に託せる能力も価値もある馬。
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