14、９⇒14、９、３、11⇒

14、９、３、11、５、２、15　(30点)

14－９、３、11－９、３、11、５、２、15　(12点)

14⇔９、３、11、５、２

牝馬重賞は実質、古馬３勝クラス程度。牝馬重賞の好走馬より牡馬相手の重賞である程度の見せ場をつくった馬に色気が出る。過去の歴史からも波乱前提。
置かれやすいタイプにテン乗り。体力や集中力低下が否めず、４角でレースを捨てる鞍上を配置したことは意外だったが、ウラヌスチャームにとって最後の重賞勝ちのチャンスだろう。牝馬限定のハンデ戦で53キロはもちろん、何よりローズＳ５着、中山牝馬Ｓ２着、クイーンＳ４着を含んだ千八(１２０１１０)という絶対的に自信のある距離で信頼度は増していく。牡馬相手の３走前、前走でそれぞれ上がり時計はメンバーＮｏ４、５。ステイフーリッシュ、ミッキースワローに上がり時計が０秒２劣っただけの数字が古豪健在の裏付けでもある。数字どおりの太め、向正面でギブアップとなる行きっぷりの悪さからのひと叩き。叩き２戦目(０２０１０２)で怖さが出た。とにかく鞍上が最後までやる気を出すかどうかだけ。

コントラチェックは半信半疑。外厩頼りの厩舎らしく、特有の１戦必殺タイプ。好走と凡走の繰り返しで時計を額面どおりに受け取れず、圧勝でも惨敗でも驚かない。外から被されるとモロさの出る単調な気性。少し離した逃げが今までの好走パターンで同型が突っ張らないことを祈るだけだろう。馬場が緩くなるほどラップの刻み方は難しくなる。

コントラを物差しにすれば、エスポワールはすべてにおいて上回っている。斤量は２キロ減、マンマーク可能な脚質で道悪のうまさも太鼓判が押せるほど。さらに千八(３０１０００)で距離の融通性も上ならば、少なくても前走と同じような位置関係で結果は逆転できる計算が成り立つだろう。鞍上のバイオリズムが好調期に戻りつつあることも心強い。