3、11、1、5、16、10⇒8⇔
3、11、1、5、16、10、7 (72点)
8-3、11、1-3、11、1、5、16、10、7、12(18点)
8⇔3、11、1、5、16、10、7、12
関屋記念は過去10年で断然のワースト1。今年は若干、特異な馬場だったとはいえ、数字から強調点を探すのが難しい。勝ち馬サトノアーサーはオープン特別を主なローテにもかかわらず、2年以上も勝ち鞍がなかった事実。2着は1年ぶりの連対となったトロワゼトワル。3着アンドラステが重賞で初の馬券圏内ならば、ごく普通にオープン特別よりわずかに上回った程度のレースレベルがごく普通の評価だろう。関屋記念組以外から主役を探すのがセオリー。
本来ならばシゲルピンクダイヤが絶対的な存在だった。それが同じ鞍上にこだわりすぎてまったく人馬ともに成長がないだけに取捨に迷う。前々走以外はデビューから一貫してコンビ続投。何を好んでこだわっているのはわからないが、少なくてもひたすら同じ位置取りで乗り続けている限り、どんな相手でも同じような結果なることは避けられなくなっている。客観的にみてもペースを見極めることができず、隊列で位置取りを決め打ち。ルーキーでも同じような乗り方ができるから、結果1勝馬のままでもがき続けている。
前4走の1~3着馬の4角位置取りはそれぞれ1、2、2番手。7、2、5番手。5、15、2番手。4、3、6番手。速くても平均しかならない昨今の重賞レースで、ひたすら後方待機の乗り方が許されるのはディープインパクトやアーモンドアイ級の馬だけ。どこかで"教育的乗り方"をしないとこのまま引退まで入着ラインで行ったり来たりになる可能性が高い。
枠入不良で制裁を食らった前々走はあくまで一過性のポカ。2着に0秒3差、上がりNo2となった前走の数字だけを注目すれば、乗り方ひとつで変わる余地はあるが、3年前をピークに衰え激しい鞍上配置のままだけに2、3着狙いに妙味がありそう。
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