2⇒6、1、3 (18点)
2歳戦でレコード2発出た馬場をどこまで割り引くかが焦点だが、確かにレッドベルオーブの前走は強かった。直線早々から追い出して早めに勝負を決めてぶっち切りのレコード勝ち。世代トップレベルのスピードと瞬発力を兼ね備えたディープ産駒は間違いない。それでもラチ沿いのコース取りにもかかわらず、左ムチだった事実は見逃せない。さらに今回は馬体回復、初の右回り、掛かり気味の折り合いなど、数々の課題を抱えたままの人気集中に若干の嫌気が出ている。完全にクリアしてから評価を高めるべきの人気馬。ひとまず全幅の信頼は置けない。
ホウオウアマゾンの前走は相手に恵まれた一戦。同日のレッドと比較すれば一目瞭然だろう。実質残り3ハロンだけの超スローの上がり競馬。同日や翌日のレース比較から時計的に上がり33秒台が及第点となる流れだった。あくまでも展開の利がベースとなる凡戦。ここで真価を問う。
カイザーノヴァはスピード感のない不格好な走りに強さを感じられないが、前走の2着ラヴケリーはファンタジーS3着、3着ジャンカズマはサウジアラビアRC4着。レースレベルの高さだけは太鼓判を押せる。
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