1⇒2、11、9、5、3⇒2、11、9、5、3、4、6(30点)
2、11⇒1⇒2、11、9、5、3、4、6 (12点)
1⇒2、11、9、5、3、4、6 2、11、9、5⇒1
二千で強さを発揮したカナロア産駒は本物が持論。スタートで大出遅れが響いてリズムをつかめなかった3走前は度外視。直線でほぼ追わなかった前々走はあくまで鞍上のやる気のなさ。本気で挑んだ前走で鮮やかな差し切り勝ち。しかも重賞を意識できる時計でぶっち切ってタイムトゥヘブンの評価が一気に爆上げした。同日のホープフルSと5ハロン通過がほぼ同じで勝ち時計はわずか0秒2劣るならば、ホープフルSがかなり低いレースレベルか、この馬の前走が超ハイレベルかのどちらか。ホープフルSがかなり低いレースレベルだったとしても、ここのメンバーはさらなる戦力ダウンなら勝ち負けが当然。好位差しより早め早めの競馬がしっくり。
5ハロン通過が66秒1で逃げ切り勝ちに何の価値も見出せないのが前走のグラティアスだ。1~3着の上がり時計がすべて同タイムからも価値の低さを物語っている。2着馬はそのまま休養入りしているが、3着馬が次走であっさり馬券圏外が決定的な証。セレクトセール2億3000万円という値段が先行してのブランド人気だけ。とにかく追い切りのような前走から5秒近くも時計短縮が求められる。
同じ超スローの競馬で先行抜け出しでもタイソウはひと味違う。残り7ハロンから加速し始めたラップ。ラスト3ハロンはすべて11秒台、ラスト11秒4を最後流す余裕でち切ったのだから恐れ入る。唯一の上がり34秒台。直線ヨーイドンは本来、上がり差が出にくいが、上がりNo2に0秒4、No3に0秒8も速いことからも重賞どころか、クラシック級という可能性さえ秘めている。2着馬は先週ぶっち切り勝ちしたマイプレシャス。セプテンバーセールでたかが648万円の馬がミリオンホースを子供扱いならばそれもまた競馬の醍醐味。
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