3、9、5⇒3、9、5、2⇒3、9、5、2 (18点)
3、9-3、9、5-5、2、12、8 (10点)
もうひと回りの馬体成長がほしいデゼルにとって走るごとの馬体増はいい傾向だ。昨年秋のプチスランプ状態から前走の上がりNo3でディープ産駒には稀なV字回復の兆し。二千以上より千八以下、とりわけ千六がしっくりくるスピードを兼ね備えた重賞ホルダーが別定の55キロも強調点のひとつ。千六はキャリア2戦だけで重賞勝ち、持ち時計No3ならば低調メンバー相手に連覇リーチ。
見た目の悪さが結果に直結したアンドヴァラナウトの前走は最悪な休養だったと納得するしかない。追い負けするはずのない位置取りでほぼ無抵抗の完敗。血統的なスタミナ切れを露呈した可能性もある中で、久しぶりの千六始動は悪くない選択だろう。キャリア3、4戦目で千六1分33秒台を連発。5戦目で二千1分58秒台など、世代を問わず牝馬で最上位級の絶対スピード馬は満身創痍の土俵際。ここで復活のきっかけをつかめないとなると極度のスランプ入りの可能性がますます高まる。それほど大事な一戦でじっくり立ち回るのが常識的。
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