7、6、11、9、5
安田記念で持ち時計No2だったが、単純な上がり時計比較ではNo11。上がり33秒台以下の経験がわずか2回だけのソングラインが前走で差し切れたのもすべての面で恵まれたからだろう。フロックとは言わないが、少なくてもそれに近い辛勝だったことは数字的にはっきり示されている。同日の古馬1勝1分32秒8。古馬GⅠならば1分30秒台が確実と思われた超高速馬場だったが、終わってみれば平凡な勝ち時計と上がり時計。低調な数字が並んだレースにもかかわらず、最後は各馬が同じような脚色になったことからメンバーに恵まれたことも否めなくなっている。いずれにしてもGⅠ馬という威厳はなく、スプリントのスペシャリストの集まるメンバーで初距離というのが最大のネック。あくまで大一番は次という思惑が見え隠れする。
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