10、7⇒10、7、2、15、3⇒
10、7、2、15、3、14、5、9 (48点)
2⇒10、7⇒10、7、15、3、14、5 (10点)
10-7、2、15-7、2、15、3、14、5、9、16(18点)
10⇒7、2、15、3、14、5、9、16
7、2、15、3、14、5⇒10
ウンブライルがここまで人気になるような実績を残してないにもかかわらず、名手に乗り替わりで再び強烈な人気先行型になったか。デビュー戦の2~4着馬はいまも未勝利。前々走は未勝利馬も混在した低調メンバーで2、3着馬は重賞通用など論外で自己条件卒業にもメドを立ててない。確かに前走はスタート大ミスや直線で大きな不利があったとはいえ、そもそも実力が伴わってない完成度で人気過剰になる驚き。母ラルケットはデビュー2連勝から3年間のスランプ期。全兄スティルヴィオは最後の勝利が3歳秋、全姉スティルナティーアもデビュー1、2着直後で惨敗、その後二桁着順連発で完全に成り下がっている。超早熟血統馬は早くもここが正念場。少なくても一変する姿は計算もイメージもできない。
前日の古馬オープンより5ハロン通過で2秒7も速かったジュベナイルFは典型的な追い込み競馬。ドゥアイズの上がり35秒4でもかなりの脚色に映っただけに勝ち時計を基準にレースレベルを測るべきではないだろう。今回でようやくドゥアイズの真価を問えるレース。前々走は早仕掛けの失態を犯して、前走は直線残り250で少し詰まって残り1ハロンまでコース変更という無駄な時間があった。少なくてもスムーズに捌けば2着以上もあった最後の脚色。若干の展開のアヤと若干の鞍上の勝負弱さがリンクした前2走だけにここでも全幅の信頼は危険。直線入口で横並びになるようなコース選択を求められるような馬場ではますます危うい存在になる。
そのドゥアイズを完封実績のあるモリアーナの前走はGⅠ無縁の鞍上が大一番でやらかした。好枠を活かせず、道中の折り合い難は鞍上のイップスだったと断罪すべき事案で、ただただ回ってきただけの内容。馬にとって何の成長も刺激も期待できなくなったもどかしさだけが残った。そもそもここで乗り替わりなしが驚きで人馬ともに刺激がなければ数字的に何の強調点もないごく普通の馬として扱うしかない。掲示板が大きな目標になりそう。
もうひと回りの馬体成長が理想だったが、それでも見栄えする馬体に変わりなく、レースぶりも一変したグランベルナデットの成長力に注目できる。デビュー戦は道中は行きたがって直線入口では行き場を失うロスもあった。何よりレース中に骨折のあった疑いがあるならば価値ある0秒6差ということ。千六⇒二千⇒千六という距離選択は最悪に近いが、ハイペースを早めに動いて貫禄勝ちした前走で重賞級をにおわせた勢いを重視したい。
|