5、13、2、6⇒4、8⇔
5、13、2、6、18、7、3、11、15 (128点)
5-13、2-
13、2、6、18、7、3、11、15、4、8 (17点)
5、13、2、6、18、7、3、11、15⇒4、8
ドルチェモアは案の定、微妙な完成度だった。過去と比べれば朝日杯の数字はどれも超低調。過去10年で良馬場9回だが勝ち時計はNo6、レースの上がり時計はワースト。過去3年比較では断トツのワースト記録になる上がり時計からも、前走の結果はある程度、予測できた結果と言えるだろう。いずれにしてもこれまでの重賞結果から朝日杯のメンバーレベルの低さは決定的。前走は暴走したハイペースの逃げでどこまで割り引くかだが、母が早熟系のアユサン。見た目からも含めて思ったほどの馬体成長がなかったことからも突然のV字軌道はイメージしにくい。救いは良馬場より道悪歓迎。雨は降るほどこの馬向きの条件になる。
カルロヴェローチェはここで結果を残せば陣営を賞賛だが、2着以下なら陣営のレースマネジメント力の低さを断罪すべきだろう。もとよりスピード身上のシルバーステート産駒をクラシックロードへと色気づいたことがそもそも間違い。完全不発に終わった3走前で切り替えたが、前々走は引っ掛かっても展開の利とメンバーレベルの低さで振り切れただけ。前走は惨敗確定レベルの折り合い難で明らかに距離への戸惑い。ここにきての路線変更が裏目に出たことを裏付けている。前走は直線でうまく捌けなかったことを考慮しても、再び距離延長でさらなる折り合い難は誰もが危惧する懸念材料。ギリギリとなった馬体を作り直さなけばならなくなったことにさらなる厳しさが避けられなくなった。いずれにしても名手のマジック騎乗が頼り。
3走前は掛かって自滅に近い内容。前々走はスローを徹底待機で脚を余した同タイム2着。前走は鞍上の焦りからか、ハイペースをまさかの早仕掛けでマクり競馬。少なくてもここ3戦はまともな立ち回りができてないモリアーナだが、本番でロートル鞍上配置は驚きしかなかった。今やまともに立ち回ることが稀となるような騎乗を連発中の鞍上。馬群嫌々は最近の顕著な特徴からも前か、後ろかの両極端な位置取りが避けられないか。持ち時計No2、稍重(001100)など走る条件は揃っているが、強気になれなくなったことは間違いない。
エエヤンの3連勝は眉唾物と断言。ごく普通に惨敗覚悟の折り合い難を露呈しながらも、だましだましで乗りきっているイメージがますます強まっている。現実にマイルでは上がり33秒台以下が未経験。上がりNo8で振り切れた前走はラスト2ハロンのレースラップがいずれも12秒0以上で加速ラップになるという特殊だったことも奏功した。引っ掛かる馬と相性最悪な鞍上に戻ったことが最大の難点。ごまかしの利かない東京替わりにもイメージを悪くする。
アーリントンCで中身が濃いのは直一気の差し追い込み馬より、逃げ先行で踏ん張った馬。同日の古馬2勝千四と比較しても如実にペースが速かったことが示されている。5ハロン通過でわずか0秒3遅。その古馬2勝の勝ち馬が差し追い込みだったことで、前々に行き過ぎたショーモン、早仕掛けすぎたセッションの価値をますます大きくする。どちらも理想的な馬場。
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