HOME最新開催当日予想過去開催予想収支インフォメーション概要以前のくじら矢独りごと(休止)
札幌裏読み
関東
2R11R
関西
2R9R10R11R
ローカル
2R9R10R11R
JRAホームページ

札幌11R

3連単フォーメーション8、3、6、9⇔7⇔8、3、6、9、4 (48点)

15、16年不在。17年から如実に出たジンクスが千八で上がり34秒0以下の経験。わずか5頭だけで良績は集中している。

17年ロックディスタウン(新潟32秒5)⇒1着

18年クラージュゲリエ(札幌34秒0)⇒3着

19年ゴルコンダ(札幌34秒0)⇒6着(0秒6差)

20年バスラットレオン(札幌33秒6)⇒3着

21年ジオグリフ(東京33秒3)⇒1着

少なくても阪神千八で上がり33秒7を叩き出したギャンブルルームが大きく崩れることは考えにくい。他馬は4角前から外々だけを意識してこの馬だけがラチ沿いから一気に突き抜けたことを割り引いても価値ある数字。芝のスプリント系か、ダート系に出やすい血統を嫌っての4番人気だったか。いずれにしても前評判と裏腹にいきなり重賞級をにおわせたことは間違いない。上がりNo2より1秒1も上回ったことは上がり差のつきにくい超スローだからこそ、価値を見出せる数字。目先の賞金加算のために北海道遠征はいくらか疑問だが、現時点では同世代をはるかに超えた完成度に特長。道悪がすべてのカギを握る。

札幌千八で残り6ハロンからの加速ラップでラスト11秒1はこれまで記憶にないほどのレアな好記録。パワーホールの前走は上がりNo2に若干上回った程度だがきっちり最速上がり。SS産駒の直仔が出始めていた頃の勢い、イメージに被ってきたスワーヴ産駒は凄みを感じさせる。着差がつきにくい超スローの上がり勝負で短い直線のぶっち切り勝ちこそがこの馬の凄さの象徴。良馬場ならば絶対的な立場にもなれたが、未知数な控える競馬や道悪。外から被された位置取りとなった際にどう立ち回るか。暴走気味の前々か、不必要な大きく離れた後方か。両極端な騎乗方法しかできなくなった鞍上に託すしかない。