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中山裏読み
関東
1R2R
3R9R10R11R12R
関西
2R3R
9R10R
11R12R
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中山11R

3連単2軸マルチ8、6⇒2、10、7 (18点) 8、2⇒10、7 (12点)

6、2⇒10、7 (12点)

3連複フォーメーション2-8、6、10、7-8、6、10、7、11、14、13 (18点)

馬単8⇔6、2、10、7  6⇔2、10、7

速さ、鋭さより強さ、しぶとさに特長。タイトルホルダーの取捨は迷う。常識的には良馬場で狙えない単調な逃げ馬。宝塚記念で極限の時計勝負にメドを立てたとはいえ、あれから1年以上も良馬場で結果を残してないのが現実。しかも当時は芝6レース中、レースの上がり時計に33秒台以下なし。最速上がりでさえ、古馬1勝千八の1レースのみとなっている馬場状態だった。極限の瞬発力を求められる今開催は異様な数字を連発している馬場も追い打ちになりそうだ。
とにかく以前と同じコースと思えないほどあり得ない数字が並ぶ。なぜか超スローでもないのに残り2ハロンが加速ラップの連発。本来ならばひと開催に1回あるかないか。それも新馬にありがちな超スローの瞬発力勝負になった際に多数を占めるが、今開催はわずかなスローの流れでもまさに異常なほど連発している。
先々週の芝が全12レース中、ラスト2ハロンで加速したのは8回。ラスト2ハロンが同タイム、減速なしを含めれば10回もある。先週の芝が全17レース中、加速したのが13回、同タイム2回。とにかく加速する上がりレースラップに対応できるかどうかがすべてのカギを握るが、上がり33秒台以下の経験がわずか1回だけのこの馬にとって試練以上の試練を迎えるだろう。標準的な上がり時計が34秒半ばが限界の瞬発力でどう太刀打ちするのか、とにかくハイペースで逃げてなし崩しに後続馬に脚を使わせるしかない。今開催で逃げ切り勝ちを決めたのは先週までで全芝レース中、たった2レースだけ。衰えなしで以前の姿そのままならば簡単に壁を乗り越えるようなイメージは浮かぶが、5歳という微妙な年齢がますます難しくしている。いずれにしても休み明け(310003)に減点なし。どれだけ積極的な逃げができるかがカギ。

ガイアフォースの二千二挑戦にはがっかり感しかない。ようやく千六という輝ける適性を見出したのにもかかわらず、またも目先の賞金ほしさの悪ローテ。セントライト記念快勝やAJCCの0秒5差で色気が出たのか。少なくても体型的にも血統的にも前2走の結果が高い適性だとしっくりくる。直線坂コースで千八以上になると上がり時計は34秒半ばが限界。6走前のレコード決着時は上がり35秒台、5走前のセントライト記念は稍重で上がり34秒後半にもかかわらずいずれも最速上がり。二千二で加速する上がりレースラップに耐えられるような極限瞬発力を兼ね備えてないのが現状。前2走以上のスケールアップが求められる。

ゼッフィーロにとって絶妙なタイミングで中山登場だ。4戦連続の最速上がり中で走るたびに瞬発力に磨きがかかっているというピークに近い戦績で条件ぴたりの高速馬場。わかりやすいディープ産駒の覚醒期を迎えている。前2走はあくまで展開負け。とりわけ前走は未勝利並みのラップをひたすら後方待機では策がなかった。それでも過去10年比較で上がりレースラップはNo2タイで、このレースで上がり33秒台はわずか3頭だけ。その中の上がりNo2より0秒3速い最速上がりには価値を見出せるだろう。もとより好位差し可能な自在性で結果を残してきたレース巧者。テン乗りがいい方向の刺激を得れば間違いなく上位争い。