6、4、10、7⇒13⇔6、4、10、7、1、9 (40点)
6、4、10⇒6、4、10⇒6、4、10、7、1 (18点)
6、4、10、7、1、9⇒13
1勝馬のハーツコンチェルトが1番人気の異様さ。青葉賞と同等レベルのメンバーならば納得できるが、馬場差からの計算では青葉賞20年(1~3着オーソリティ、ヴァルコス、フィリオアレグロ)より今年低調で強調点を見出すことが難しい。いずれにしても危うい人気馬に祭り上げられた感が否めない。そもそもデビュー2戦の最速上がり連発で圧倒的な瞬発力のパフォーマンスを披露した馬が、レースレベルが上がるほど不発に終わっているのがどうにも気がかり。前走もスローの上がり勝負で上がりNo6。少なくても夏前にはこの馬の瞬発力に限界が見え隠れしていた。ダービーまでの1勝馬にはそれなりの理由があるのは今も昔も変わらず。単より連軸向き。
超低レベルだったホープフルS、標準の勝ち時計だった共同通信杯、極悪馬場で前々総崩れとなった追い込み競馬の皐月賞。どこか難癖ある重賞レースで勝利や接戦の連続でも純粋に時計と瞬発力を求められたダービーがまさかの不発。デビュー2戦連続の最速上がりから上がりNo2、6、2、9。この馬の特徴でもある瞬発力に限界が見えたならば、ファントムシーフの狙いは冒険に近い。もとより父ダイワメジャーの異父姉は千四限界のスプリンター。ダービーの失速が血統的な壁の始まりの可能性も否めない。ひと夏を超して血統どおりのマイラーよりになっていることが前提の狙い。
サスツルギは乗り替わりで大幅に割り引いた。これまで名手でもたびたび行きたがる仕草。折り合い下手な鞍上配置でさらに悪化する可能性が増しただろう。4走前に未勝利だったキャリアの浅い上がり馬が阪神未経験にも不信感しか浮かばない。休み明け(310000)。リフレッシュ効果からの成長だけが頼り。
ロードデルレイは距離克服がすべてのカギを握っている。二千で結果を出せたことも賞賛できるカナロア産駒は、未知なる距離ながらキャリア不足の4戦目で初重賞に挑まなければならない。前走の時計はここで通用レベルだが、馬体的にはもうひと回りの成長が欲しかったのが本音。あくまで挑戦的な立場。
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