HOME最新開催当日予想過去開催予想収支インフォメーション概要以前のくじら矢独りごと(休止)
東京裏読み
関東
1R2R
3R8R
10R11R
関西
1R9R10R11R12R
ローカル
2R3R
5R11R
JRAホームページ

東京11R

3連単BOX3、6、9、7

3歳馬は15年ダノンプラチナが勝って以来、色気を出して出走頭数が増えてきた。16年2頭、17年4頭、18年2頭、19年4頭は完全なる古馬の壁に弾かれていたが、20年2着ラウダシオンの復権をきっかけに良績集中。21年4頭、22年3頭の挑戦でいずれも1、3着を決めている。基本的に3歳有利の条件だが、それでも今年は少し傾向が違う。

15年ダノンはGⅠ馬で3勝馬。20年ラウダもGⅠ馬で4勝馬。21年1着ソングラインはGⅠ2着馬だが、前走で古馬重賞の3着馬でもあった。3着タイムトゥヘブンは1勝馬だがGⅡ、GⅢでそれぞれ2着1回ずつ。22年1着セリフォス、3着ダノンスコーピオンがGⅠ馬だけに、3歳馬は"GⅠの1、2着馬"という絶対的な条件ができている。
ダノンタッチダウンは背伸びしたクラシック挑戦でガタガタになった馬。21年3着タイムが前2走の二桁着順から一変があっただけに完全見限りはできないものの、それでも基本的な3歳馬の狙いは前4走以内に勝ち鞍ありが大原則。今年のダノンには若干のズレが否めない。

明らかにスロー確定メンバー。前々有利で器用さが求められる条件でもイルーシヴパンサーの鞍上は頑なに自分のスタイルをねじ込むのに特徴が以前とほぼ変わらずでますます狙いにくくなった。差し馬は中団、追い込み型ははるか後方という位置取り選択だからこそ、鞍上はGⅡ以上のレースで苦戦を強いられているのだろう。いずれにしてもペースを見極めるより、隊列で位置取りを決めていることが最大の欠点。単なる展開負けという取りこぼしの連発傾向は差し追い込み馬とのコンビで顕著に表れている。最近まで重賞をなかなか勝てず、今ではGⅠを勝てない鞍上とというレッテルから脱却するためには相当な時間が必要か。
少なくても前々走で積極性をみせた馬にもかかわらず、前走で再びリセットさせた罪は大きい。さらに馬自身の能力にも疑問符がついた。徹底待機から平凡な瞬発力が限界の近さを物語っている可能性も出てきた。瞬発力型にとって屈辱的な上がりNo8。可もなく不可もなかった流れ込みの内容で年齢的にも良くて次につながる競馬ができればが本音か。ここ4戦で絶対的に自信のあった距離で二桁着順の連発にも年齢的な衰えのシグナルと捉えられる。ここで今後を占いたい。