6⇒12、11、7、10 (36点)
6、12、11、7
直線で残り2ハロンからのコース変更にもたついて実際追えたのは残り300から。フィアスプライドの前走は明らかに鞍上の機敏さの悪さに足を引っ張られた。それでも0秒6差、最速上がりがこの馬のポテンシャルの高さ。休み明け(202203)でこのローテこそが輝く条件。重賞で最速上がりの経験馬が頼りになりすぎる鞍上配置ならば、自信満々の好位差しで瞬発力勝負へ。
古馬2勝で勝ち負けレベルが牝馬重賞勝ち負けラインだが、古馬3勝で横綱相撲だった2頭の勢いは重賞通用と確信している。まずはソーダズリング。クラシックを意識して二千以上のローテに固執したが、本質は血統的にも生粋のマイラー。スローになりやすい条件だったデビュー2戦と前走のマイルで最速上がりがその証。走るたびに馬体充実と瞬発力向上を示している3歳馬の成長は天井知らず。
同じく瞬発力型として完成されてきたルージュリナージュは千八(310101)に良績集中だが、前々走の最速上がりで"隠れマイラー"の可能性が出てきた。鞍上によってスタートの良し悪しが左右されるタイプとはいえ、ここでは唯一、前2走の連続最速上がり。千六、千八、二千の持ち時計ですべてNo6以内も誇らしい。前走の大出遅れからどれだけ修正してくるか。鞍上の腕試し、重賞での再評価のチャンスでもある。
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