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札幌裏読み
関東
9R10R
11R
関西
10R
ローカル
1R2R
10R11R12RJRAホームページ

札幌11R

3連単フォーメーション4⇒9、10、6、16、12⇒

9、10、6、16、12、5、3、8 (35点)

9、10、6⇒4⇔9、10、6、16、12、5 (30点)

3連複フォーメーション9-4、10、6-4、10、6、16、12、5、3、8 (18点)

馬単4⇒9、10、6、16、12、5、3、8

カルプスペルシュを額面どおりに信頼するのは危険だ。少なくても陣営もポカ覚悟の強行軍ローテだろう。1分7秒台連発でスプリントのスペシャリストとして完成間近ならば、中1週の前走10キロ減でひと息入れるのが常識。前2走を比較すれば、抜群の行きっぷりの良さで最後流して完勝した前々走に対して、前走は雨のレースに戸惑いがあったとしても若干行きっぷり微妙だったことが評価を下げないければならない大きな要因だ。さらなる死角は前3走がすべて5番枠以内で内枠を引いたこと。千二(402210)で馬券圏外の3戦の枠番はそれぞれ14頭中10番、9頭中7番、16頭中16番枠。今回の大外枠は理想からかけ離れたことに間違いない。

17年から前3走以内でオープン特別(3歳限定を含む)を勝ち上がった馬の好走率がかなり高まってきた。3着以内は17年エポワス、18年ペイシャフェリシタ、19年リナーテ、20年ライトオンキュー、21年レイハリア、22年ウインマーベルヴェントヴォーチェヴァトレニ、23年シナモンスティックサトノレーヴエイシンスポッター。結局、メンバーレベルの低下を表す象徴的な事例で過去の実績馬より最近の勢い、状態の良さで押し切れるということだろう。今年はエーティーマクフィフィオライアカルロヴェローチェが該当だが、中でもエーティーは底知れぬ魅力。前2走以内で最速上がりを経験したのはわずか2頭だけ。しかもこの馬は2~4走前はダートとはいえ、4戦連続の最速上がりに今がピークをにおわせている。
久しぶりの芝となった前走はまさにでたらめな乗り方だった。直線を待たずのギブアップ確定となる折り合い難。さらに4角では先頭まで7、8馬身差という位置取りの悪さをまったくロスなく捌けたとはいえ、ほぼ直線だけで最速上がりの差し切り勝ちは重賞好走に直結する最高のステップレース。引っ掛かる馬とは相性最悪な鞍上配置がどう響くかだけ。