
4、5⇒1、9、13、10、11 (30点)
4、1⇒9、13、10、11 (24点)
4-5、1、9、13-5、1、9、13、10、11 (14点)
4⇔5、1、9、13 5⇒1、9
オークスは同日比較の対象レース2つの落差が激しかったため、馬場差を測るのは難しいが、それでも24年とほぼ同レベルの馬場差。24年より勝ち時計で1秒7も遅かったことからも、ある程度時計のかかる馬場だったとしてもふた回り前後のレベル格差があることは間違いない。
それだけにオークス1~5着馬の中で一番早く始動するリンクスティップは非常に大事な一戦になる。本来ならば勝って当然の相手。桜花賞では勝ち馬と同タイムの上がり時計で0秒4差。オークスは直線入口から勝ち馬との併せで一瞬で引き離されたが、それでも最後0秒5差まで盛り返せば十分に胸を張れる内容ということ。能力は低く見積もっても世代重賞に届くレベル。スタート難を抱える馬がテン乗り、最内枠。何よりイメージに合わない鞍上配置で手探りレースになる可能性が極めて高まっている。道中の位置取り、流れ次第では惨敗覚悟の人気馬として扱いたい。
本来GⅠ経験馬が絶対有利のレースだが、GⅠで二桁着順か、二桁人気という低調な馬揃いだけに古馬1勝クラスからの参戦馬に魅力が傾いていく。キャリアが少なくエリート気質なジョスラン、超高額馬で人気先行のダノンフェアレディよりエストゥペンダだ。前任の主戦があまりも勝負弱かったために取りこぼし連発で賞金加算に失敗続きがすべての元凶。引っ掛かって抑制不可能となって大マクりで完全失速した3走前など言語道断な騎乗ぶりだった。結局、人馬ともに成長なしで春を棒に振れば、今回の乗り替わりはむしろ遅すぎた英断。
人が替われば馬が変わるという典型的な例となった前走は3着に1秒3差。スピードと能力基準が世代重賞レベルと証明されれば、単純に乗り方ひとつでタイトルに届く計算が成り立つ。当日乗り替わりで再び試練を迎えるが、とにかく瞬発力だけを過剰に信頼しすぎるという鞍上の負けパターンを避けた立ち回りに徹することができかどうかがカギ。
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