
14、16、11⇒17⇔14、16、11、1、6 (24点)
14、16⇒14、16、11、1⇒14、16、11、1、6 (18点)
14⇔17、16、11、1 16⇔17、11
直近の皐月賞より一気に時計が短縮された皐月賞を勝った馬は上がり時計もそれなりの数字がないとダービーで好走できないというのが持論。
速くても2分1秒前半の勝ち時計だったが2分0秒台突入した93年ナリタタイシンで2分0秒2、上がり時計ランキングNo1。ダービー3着。
翌年は驚きの1分59秒0だったナリタブライアン、上がり時計No3。ダービー1着。
長い間、2分0秒以上だったが02年ノーリーズンが1分58秒5、上がり時計No2。ダービー8着。
しばらく1分58秒半ばを切れなかったが13年ロゴタイプが1分58秒0、上がり時計No3。ダービー5着。
初の1分57秒台となった16年ディーマジェスティは1分57秒9、上がり時計No2。ダービー3着。
そして今年、初の1分56秒台のロブチェンは1分56秒3、上がり時計No9。
過去40年で1分58秒台以下の勝ち馬を並べると如実にダービーの結果が表れてくる。
ダービーの着順・馬名(皐月賞の勝ち時計・皐月賞の上がり時計ランキング)
25年6着ミュージアムマイル(1570、上がりNo4)
24年2着ジャスティンミラノ(1571、上がりNo6)
19年4着サートゥナーリア(1581、上がりNo1)
17年5着アルアイン(1578、上がりNo4)
16年3着ディーマジェスティ(1579、上がりNo2)
15年1着ドゥラメンテ(1582、上がりNo1)
13年5着ロゴタイプ(1580、上がりNo3)
09年12着アンライバルド(1587、上がりNo2)
04年6着ダイワメジャー(1586、上がりNo2)
02年8着ノーリーズン(1585、上がりNo2)
好時計勝ちの皐月賞馬にしては1勝2、3着が1回ずつはあまりにもさびしい結果。本来サンプル数は少なくてももう少し好走実績があっていいはず。それだけにロブチェンにとっては最凶レベルのジンクスとなる可能性は極めて高まってくる。
前走は時計から受けるインパクトほどの価値を見出せない。同日の古馬2勝牝馬限定で1分57秒4。むしろ1分56秒5の決着は物足りなささえ感じるのが本音。馬場差を考慮で5ハロン58秒9でもスローで、前々の先行馬が多数粘れたことがその証となる。残り6ハロンからラストまで11秒台の絶妙なるラップとはいえ、ラストラップは同日古馬2勝と同じ11秒7。高く見積もっても古馬3勝並み。標準的な皐月賞の勝ち時計となったことは言うまでもない。レコードは単なる数字のまやかしで、むしろ上がり時計ランキングNo9という平凡さに着目すきべだろう。最速上がりより0秒8も劣った数字がこの馬の本質。威圧するような末脚というより立ち回りのうまさとスピードで成り上がってきたことが如実に伝わってくる。
平凡な勝ち時計だったホープフルSの上がり時計は最速上がりでも同タイム。共同通信杯は上がりNo2でも完全なる鋭さ負けで最速より0秒4も遅かった。何よりの不安点はデビューから3戦連続で行きたがっていた折り合い面だろう。前走は逃げてスムーズ。仮に大一番で控える競馬を選択すれば、スムーズさを欠くことは避けられず、一気の距離延長を考えれば確実に引っ掛かることが予測できる。もちろん、ここでの逃げも想定できるが、ダービーの逃げ切り勝ちほど難しいものはない。39年前のサニーブライアンまで遡らないと良績のない過去の歴史。逃げ馬の良績をダービー2、3着に広げても06年2着アドマイヤメイン、07年2着アサクサキングス、13年3着アポロソニック、18年2着エポカドーロ。18年は4角の前6頭中5頭が1、2、3、5、6着からも特異中の特異なレースだったことが裏付けられている。今や2分23秒台以下の決着では逃げたら勝てないが定説となっているだけに、二冠を狙う馬では常識的にハナを切ることに躊躇するはず。イチかバチかの折り合いに賭けるか、崩れないハナを選択か。どちらにしても単というイメージはない。
リアライズシリウスは前走で現時点のベスト距離が千六とにおわせた。あくまで前々有利の流れを展開の利に乗じた2着。上がり時計No12はもちろん、直線坂コースのベスト上がり時計が34秒台のままでは、極限の時計と瞬発力を求められた時点で策はないだろう。さらに痛恨だったのが3走前に千六を使ったこと。過去10年で3走前が千六だったダービー3着以内の馬は
ダービー着順・馬名(皐月賞着順・皐月賞上がり時計ランキング)
22年1着ドウデュース(3着・No1)
21年3着ステラヴェローチェ(3着・No2)
20年2着サリオス(2着・No2)
19年2着ダノンキングリー(3着・No4)
二千でも時計と瞬発力を同時に高い適性を示せた馬だけがダービーでも生き残れるということをはっきり示している。3走前が千六で前走重賞で好走した馬のダービー取りこぼし数をみればはっきりする。
ダービー着順・馬名(重賞着順・その重賞上がり時計ランキング)
25年
6着ミュージアムマイル(皐月賞1着・No4)
14着ファンダム(毎日杯1着・No1)
24年
8着エコロヴァルツ(皐月賞7着・No1)
9着シックスペンス(スプリングS1着・No1)
13着ゴンバデカーブース(NHKマイルC4着・No2)
23年
5着ノッキングポイント(毎日杯2着・No1)
12着メタルスピード(皐月賞4着・No6)
22年
1着ドウデュース(皐月賞3着・No1)
7着ジオグリフ(皐月賞1着・No4)
17着マテンロウオリオン(NHKマイルC2着・No1)
21年
3着ステラヴェローチェ(皐月賞3着・No2)
5着サトノレイナス(桜花賞2着・No1)
20年
2着サリオス(皐月賞2着・No2)
19年
2着ダノンキングリー(皐月賞3着・No4)
12着エメラルファイト(スプリングS1着・No3)
18年
6着ダノンプレミアム(弥生賞1着・No3)
8着ステルヴィオ(皐月賞4着・No1)
9着アドマイヤアルバ(京都新聞杯2着・No5)
17年
5着アルアイン(皐月賞1着・No4)
7着ペルシアンナイト(皐月賞2着・No3)
16年
4着エアスピネル(皐月賞4着・No6)
5着リオンディーズ(皐月賞5着・No13)
8着レインボーライン(NHKマイルC3着・No6)
結局、3走前が千六の馬は前走は皐月賞で3着以内、上がりNo3以内が必須。例外の19年ダノンキングリーは自身のベスト上がり時計が32秒9。出走馬の中の上がり時計ランキング比較でメンバーNo1だった。
皐月賞は4角の前5頭中3頭で1、2、4着。1、4着馬が同じ上がり時計の34秒2に対してリアライズが34秒4。前々有利の流れの0秒2差はたかがというより致命的な差か。少なくても前走と同じ距離ならロブチェンに先着できる計算もイメージもしづらくなっている。二千でもバテ気味に入線した馬がさらなる距離延長で輝くことは極めて難しい変わり身になる。
多くの勘違いが青葉賞からのステップがだめではなく、あくまで青葉賞馬が勝てないだけでダービー2、3着は過去に何度もある。
ダービーの着順・馬名(前走青葉賞の着順・前々走の着順)
23年3着ハーツコンチェルト(2・4着)
17年3着アドミラブル(1・1着)
14年3着マイネルフロスト(6・1着)
13年3着アポロソニック(2・1着)
12年2着フェノーメノ(1・6着)
11年2着ウインバリアシオン(1・7着)
06年2着アドマイヤメイン(1・1着)
04年3着ハイアーゲーム(1・4着)
03年2着ゼンノロブロイ(1・1着)
02年2着シンボリクリスエス(1・1着)
96年3着メイショウジェニエ(5・3着)
94年2着エアダブリン(1・4着)
91年2着レオダーバン(1・1着)
89年3着サーペンアップ(1・1着)
86年2着グランパズドリーム(2・2着)
最近は激減したものの、過去40年で15頭、そのうち青葉賞馬10頭が馬券圏内ならば十分すぎる実績。
2010年台までは2分26秒以上かかっていたが、12年フェノーメノが2分24秒台で一気に潮目が変わった。17年アドミラブルは前人未踏の2分23秒台。そして今年が2分22秒台。ひと回りの時計短縮を果たした12、17年はダービーでも好走が偶然でないならば、今年のゴーイントゥスカイも無様な競馬にはならないはず。
加速する上がりレースラップですべて11秒台、しかもラストは11秒2。勝ち時計も含めてすべての数字に価値を見出せる青葉賞で、同じ勝ち時計だったレースレコードの20年より中身は濃い。20年は上がりレースラップがすべて11秒台でもラスト2ハロンが同タイムのラップで減速なしラップ。ラストは11秒5。最速上がりは33秒9、1~3着の着差は0秒1。今年は最速上がりが33秒1で、1~3着の着差は0秒5。
数字どおりの太目だった前走はあくまで叩き台。理想的な馬体に戻した前走こそが本来の姿ということだろう。最速上がり未経験に若干の違和感も、この馬を含めて前2走で上がり33秒台以下を連発しているのが3頭のみという胸を張れる実績が強み。前2走が千八以上だったゴーインには相当な能力の高さがあるということ。中4週から中5週へローテ変更の恩恵を青葉賞馬が受けるのは今年か、来年か。少なくても確実に有利に働くことは間違いない。
パントルナイーフにとって最悪なステップとなった。過去40年で皐月賞二桁着順からダービー3着以内となったのはわずか3頭。2頭は同じ年で史上最高レベルの極悪馬場となったダービーの09年1、2着のロジユニヴァースとリーチザクラウン。もう1頭は40年前の86年1着ダイナガリバー。道悪か、昭和かの二択しかない過去の歴史を覆すことは時代錯誤レベルの到底無理な話。しかも内容的にも何の価値も強調点も変わる余地も見出せない。勝負どころですでにアラアラ状態。直線では一瞬のいい脚も使えずに後方のまま単なる流れ込みに成長具合を含めて完成度の低さを感じさせた。鞍上人気だけでここまで票を集めることに大きな驚き。
コンジェスタスは数字のマジックに踊らされそうになる。時計だけみればダービーでも圧倒的な支配可能な勝ち時計だが、レコード確実な馬場で逃げ馬が距離を間違えたような大暴走によって各馬が引っ張られた形。勝負どころでは行きっぷりが悪くなり、4角は4分どころまでぶん回す大味なレース内容にもがっかり感が否めない。上がり33秒以下どころか、34秒台も未経験馬。良馬場のダービーでこの程度の数字しかない馬が好走することはあり得ないほど近代競馬では瞬発力がかなりの重要な要素であることは言うまでもない。
毎年穴馬として騒がれるダービー出走の1勝馬。23年3着ハーツコンチェルトが大仕事をやってのけたが、過去10年でハーツ以外の1勝馬の結果は
25年9着ファイアンクランツ、15着ドラゴンブースト
21年13着タイムトゥヘヴン
20年18着アルジャンナ
19年7着ランフォザローゼス、9着タガノディアマンテ、16着シュヴァルツリーゼ
18年4着エタリオウ
17年6着ダンビュライト、9着ベストアプローチ、16着マイネルスフェーン
16年14着アグネスフォルテ、15着イモータル
17年ダンビュライトはきさらぎ賞、弥生賞、皐月賞のステップですべて3着でも届かなかった高いハードル。ライヒスアドラーがデビューから上がり時計No1、2、3、4。尻すぼみで前2走は最速上がりよりそれぞれ0秒5、0秒4遅くなったことでさらなる不安点が増えてきた。23年2着のハーツは最速上がり2回経験で二千四も経験済み。千八の持ち時計No1だった。ライヒスのベスト上がり時計32秒9は価値を見出せそうだが、良馬場だった前々走の上がり35秒台で簡単に相殺されるだろう。現時点では切れ者の一歩手前の段階というレベルの完成度。いずれにしても未知なる父シスキンの意外性に頼るしかない。
皐月賞終了時点で主役として確定していたグリーンエナジーがまさかの中間熱発で評価が揺れ出した。軽度とはいえ、さすがにイメージを悪くする嫌な文言。少なくてもこれまでの過程はダービーで好走できる理想的なレースやローテを消化してきただけにツキのなさを痛感させる。
前走は鞍上が先を見据えて叩き台として割り切って乗った。本来、皐月賞で勝ち負け可能な位置取りは4角で一桁番手。折り合い下手な鞍上とはいえ、必要以上の引っ張り込みは折り合い重視で次につながる競馬に徹したことは第三者からもはっきりと伝わってくる。それでも少し行きたがりながら上がりNo2で改めて能力の高さを証明。2、3走前は上がりNo2よりそれぞれ0秒4、0秒3も速かった最速上がりの数字こそが世代屈指の瞬発力型の完全燃焼した結果を表している。3走前の鼻出血明けから見事な復活劇で走るごとに上昇カーブを描いて大一番での大仕事が浮かんでくる。
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