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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R


10R
マルチ2軸3連単7、1→J、I、3        (18点)

  7、J→I、3  (12点)  7、I→3    (6点)

      3連複1軸BOX7ー1、J、I、3、9、2

  馬単7→1、J、I、3  1、J、I、3→7


相変わらず時計はかかり気味で前開催同様にパワー馬場に変わりない。レベルが高くなれば高くなるほど前々決着。ある程度速いペースでも差し追い込み馬が利かない特異な状態で、オープン特別なら前々決着が濃厚。

ロイヤルマコトクンは明らかに距離の長かった羽田盃3着、ダービー5着が能力だけで走った結果。デビュー戦でいきなり千二1分13秒7、2戦目で千四1分27秒8の絶対スピードは短距離戦こそが活躍の舞台になる。雲取賞の1分40秒4は同日B3を1秒5上回った快時計。同開催まで比較を広げれば、同じ良馬場だったB1で圧勝したデスモゾームより0秒7も上回っている。すでに3歳2月の時点でデスモを越えれば、初の古馬オープン相手でも太刀打ちできる計算。重賞の短距離路線の常連へと期待が膨らむ。

典型的なマイラーとして完成されたデスモゾームの千九挑戦は、ごく普通に叩き台だろう。1番人気には驚きだが、行くこともできない流れでは惨敗は当然の結果。57`も経験のない上がり馬が、58`を背負って長めの距離を克服することなど不可能に近かった。3走前にフジノウェーブを差し返したレースは軽量がすべての勝因。リズムが狂いかけている現状は、とにかく自分の形に徹するだけだろう。強引でもハナを切りたい。

シンゼンタイヨウは正念場のレースが続く。A級馬相手になってトーンダウンだが、条件が合わなかったことも否めない。4勝の千二でも前走は致命傷になるスタートミスでリズムが崩れた。離れた後方からの追走でほぼギブアップ状態。それでもラストの末脚に見せ場があれば、久しぶりの千六挑戦で盲点になりそう。8走前が自己ベストのフレッシュな持ち時計は信頼できる。

ギャンブルオンミーは二千ではっきり距離の限界を示していたマイラー。千六挑戦は納得だが、55`を背負って初古馬相手に勝つイメージが浮かばない。前走で競り勝ったジルグリッターは先日の浦和A3勝ちだが、黒潮盃は外コースで大マクりの禁じ手を使った最悪な騎乗での2着。明らかに力の差が感じられて単純比較ができない。あくまでも展開に恵まれた重賞勝ち馬。

キングビスケットが路線変更してきた。久しぶりの千六挑戦。デビュー以来ワイドを外したのが、前走の重賞交流とデビュー6戦目の千六だが、千六敗因は休み明けがすべて。デビュー5戦目にしてすでに1分40秒6の快時計をマークしたスピードなら、千二までの限定スタミナということはないはず。千六の浅いキャリアだけが不安材料で、オープン級のスピードは前々走で実証済み。うまく捌けば単に届く。

ベルモントギルダーは重賞で力不足だが、オープン特別になると別馬のように走る。現実に昨年から1、2、1、5着。斤量56`は魅力十分。クールアイバーの前走は超スローペースを最後方待機。年齢的に劇的な変わり身は望めないが、見た目に大きな衰えを感じられないなら軽視はできない。