8、I、9→8、I、9、5、1→
8、I、9、5、1 (36点)
8、Iー8、I、9ー
9、5、1 (7点)
重賞でも不思議のない好メンバー。すでに重賞ロードの中心馬としての存在感も出ている上がり馬が揃った。じっくり折り合える外千八とパワーが要求される馬場で力勝負。人気馬は拮抗。
ブルーホークが前走よりもハイレベルなメンバーにぶつけてきた。バクパイプウィンドに圧勝は脚質的に有利だっただけに割り引きも必要だが、時計がかかる状態で1分53秒6はオープン入りへ足ががりとなる好時計勝ち。以前はマイラー色の強かったスピード型だったが、現状はむしろ千八向きのスタミナを兼ね備えた自在型として準オープン入りを狙っている。強力な同型が不在だった前走から一気にハードルが上がった。ここで結果を残せば来年早々には重賞制覇がみえる。。
ギャンブルオンミーは上々の試運転でこれからの期待が膨らんだ。前走は勝ち馬が強すぎただけと納得できる好内容。正攻法から追い比べで古馬相手に先着を許さなかったことが大きな自信につながっている。黒潮盃でジルグリッターを直一気の豪快な瞬発力はますます切れ味に磨き。ギリギリの距離で結果が残れば重賞ロードへ行っても胸が張れる。充実期に突入。
オープン特別に登場のジルグリッターだが、すでに手薄な重賞では立派な主役としての存在感がある。豪快な大マクりを武器に羽田盃後はすべて掲示板を確保。黒潮盃2着、戸塚記念制覇がフロックでないことを証明した前走など、世代トップレベルの上がり馬として古馬を蹴散らしてきた。前走で競り勝ったリワードアルビオンは前開催のA3でバグパイプウィンドと接戦の3着。勢いは本物。
フサイチギガダイヤは圧倒的な強さで転入初戦を快勝。新たなスター誕生を予感させた。およそ4億円のセール馬は、JRAの軽い馬場での時計勝負に限界があった。厩舎独特のハードなローテーションも合わなかったということ。いずれにしてもJRAで準オープンにメドを立てていた上がり馬は、下り坂のトレードでないことがはっきりしている。南関東でもうひと花は時間の問題。来年は間違いなく重賞ロードへ進む逸材だろう。ペースオンチの鞍上でもギャンブル、ロイヤルをマークの脚質なら大きなミスはない。パワー重視の馬場で真骨頂。
ロイヤルマコトクンの課題は距離に絞られた。千六ではすでにオープン級のスピードを前走で証明済み。クラシック時の惜敗は距離適性の差だっただけに、この休養での成長度合が今後の物差しにもなってくる。いわば今回の千八挑戦がターニングポイント。単純な比較でここでもトップを張れる絶対スピードの持ち主は、ブルーホークを徹底マークで力を測りたい。