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K、J、7、9→K、J、7、9→
K、J、7、9、8 (36点) |
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例年に増して今年のトレード馬はレベルが高い。すでに全国区を証明した北海道2歳優駿1、2、3着馬はじっくり折り合える大井外千七で本領発揮。距離不足だった川崎2歳優駿の結果はそれほどこだわらなくていい。スローはないメンバーでスピード、パワーの総合力が求められる。
ディラクエはまさに大物のトレード。交流重賞勝ちを含んだ通算(3301)は全国区にふさわしい好成績となっている。とりわけ前々走は壮絶な追い比べを制してレコード勝ち。天性のスピード、パワーを兼ね備えてあらゆる展開に対応可能な自在型として完成されて大きく崩れるイメージがない。前走はあくまでも展開負けで11`増も微妙に響いた。紛れのある川崎千六では納得の惜敗。強気に乗って正解の大井外千七とパワーが要求される馬場で期待どおりの結果になる。胸を貸す。
北海道2歳優駿で3頭の追い比べからいち早く脱落したのがディアヤマトだったが、千四までの距離経験を考慮すれば納得の0秒3差。前々走の意外な4着は前残りの展開で流れが向かなかったことが大きな敗因になっている。ジュニアグランプリの完勝が本来の能力基準。ディラクエを徹底マークで逆転を狙う。
ホウザンはJRAデビュー勝ちで札幌2歳S2着。芝で好走を続けてきたが、早くも見切りをつけてトレードだけに力の入る一戦となる。レコード決着の0秒1差だった前々走が初ダート。キャリアを積めば逆転できる計算も当然で、母がダート3勝ならばますますトレード後の期待が膨らんでくる。もとより大駆けタイプと納得で狙いたい。
ミハタマイオアシスの前々走は無理をしない鞍上に乗り替わったのが結果的に裏目に出た。あまりにもじっくり乗りすぎて4角で最後方に近い位置取りでは届かないのも当然。それでも前走で好位からいい脚を使えたことはクラシックに向けていい経験だろう。折り合い重視の外千七はイメージどおりの好条件。少なくても前走よりレースはしやすくなる。
ロイヤルマコトクンはクラシックを占う意味でもこのレースが重要な位置づけになる。改めてスピード優先の逃げ馬と印象づけた前走内容。脅威的な1分40秒4は道営からのトレード馬でも簡単にマークできない数字だろう。とにかく自分の形になって完全燃焼。必然的に強気の逃げか。今後に向けて脚を測りたい。マクられる可能性があるため逃げより、ある程度速い流れでペースをつくるはず。
コラボスフィーダはレースがしにくい内コースで2着の連続だったが、外千七になれば話は別。大マクりの前走で3馬身差。リズムに狂いのない逃げとなった勝ち馬とは明らかにロスが大きかった。ソツのないレースぶりに豪快さが加わった差し馬。完璧な折り合いは距離が延びれば延びるほど前走の差は縮まってくる。名バイプレイヤーからの卒業も時間の問題だ。ここで距離にメドを立てる。
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