|
|
|
4、1、2→4、1、2→
4、1、2、8、9、7 (24点) |
|
再び雨が降る不良馬場での競馬。今開催はとにかく時計が速くなって差し追い込み馬の苦戦が続いている。絶対的に前々有利の状態で、力上位の逃げ馬ならば難なく残っている。4歳馬の一騎打ちムードだが、脚質と2`差の斤量でチェレブラーレが一歩リードか。いずれにしても馬場の特性を見極めることが大事。
地元をスキップしてアートルマンが狙ってきた。京浜盃5着、羽田盃5着、ダービー4着。地道な自己条件を一歩ずつ階段を上がっていよいよ今年は重賞ロードへ夢が広がる。前々走はあくまで重賞経験の差。それまでの手ごろな相手で連勝続きはいかにも経験不足だったということ。前走のぶっち切り勝ちがいいきっかけとなるだろう。ひと回り成長した姿は偉大な姉に近づいている証。
チェレブラーレの前走は仕方のない惜敗。完璧な勝ちパターンに持ち込んで4`軽い馬に一気に差し切られては打つ手がなかった。それでも2`軽い絶好調のシンゼンタイヨウを完封。前々走で重賞ロードでも確かな手応えのあった最強世代の4歳馬に高い評価は揺るがない。パワー、スピードとどちらが重視される馬場でもこなせるオールラウンドプレイヤー。器用な脚質と55`ならば勝てる条件は揃っている。
シンメイレグルスは大物のトレードとして評価している。デビュー2連勝の素質馬は休み休みのローテーションで大きな花火は上がらなかったが、パワー先行のジリっぽさは大井の外コースがイメージどおり。父ブライアンズタイムで兄はGV3勝のマイネルモルゲン。水が合えば間違いなく準オープンまで出世が可能だろう。可能性を示す試験の1分38秒4で初戦から注目したい。
シーサーハーンはさすがに重賞で通用するほどパワーもスピードも持ち合わせていない。すでに8歳になった高齢馬は絶好調時と比べればパフォーマンスの低下が否めなくなっている。勢いに乗る4歳世代を相手にどこまで頑張れるか。超スローの流れで瞬発力勝負だけが好走条件。
カネショウアトラスは千二から千八までの距離実績だが、最近は千八でパワー負けが続いている。パワー不足を感じさせる馬体から、短距離に好走実績が偏ってきた。年齢、クラスともに早くも崖っぷち。入着ラインが限界では狙えない。
キンセイブレイドは千八(2111)ほど適性は高くない。本来は千六以下で本領となるマイラー。距離が延びれば延びるほどハナにこだわらなくてはならない単調さも致命傷。まずは見せ場があってからの狙いでも遅くない。
|
|