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6→1、2、7、8、K→
1、2、7、8、K、9、L (30点)
6ー2、7、8ー
2、7、8、1、K、9、L、J、M (21点)
6→1、2、7、8、K、9 |
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勢いか、実績か。千八経験が豊富な高齢馬でも道悪で1分54秒前半の勝負になると分が悪くなる。スタミナ、スピードが要求される総合力となにより道悪の巧拙が大きなカギ。充実中の4歳勢に道悪巧者が揃えば持ち時計以上の怖さ。
ピエールバスターは距離の限界をはっきり示した。道営時代は二千百の王冠賞、瑞穂賞でそれぞれ1秒差、1秒4差。着順こそ良かったが、連対も遠いバテ方はやはり限定スタミナだったということだろう。前走は手応え十分だった4角から追ってまったく反応なく惨敗。B級の経験不足でB2→A3の飛び級ローテーションも厳しい条件だった。重賞級の勝ち馬に競られて打つ手なしだったがB1の千八になれば、それまでの連勝記録を支持できる。
層の厚い4歳世代に打ち止めはない。トモノリンカーンは徹底した千六路線だったが、未知の千八で着差以上の楽勝。他馬より1秒近くも速い上がり時計はまさに世代レベルの高さを証明した。競り負かした2着カイジンシーズが今開催のB3で快勝。これだけ強い勝ち方ならば当然の大井照準になる。実質B2程度の能力があればなんとかなる相手関係。地元スキップの意欲も買える。
サウンドイモンは数字どおりに時計勝負の弱さがネックになっている。どうにもいい脚が一瞬だけの差し馬で1分55秒が13戦しても破れない。何度挑戦しても破れない壁は、展開云々より自身の能力的な問題と断言できる。すでに急変が望めない6歳馬。最近は時計がかかる良馬場のパワー馬場で好走が続くが、時計が速くなり出した馬場になって取捨に悩む。3走前はチェレブラーレ、シンゼンタイヨウ相手に一気の差し切り勝ちほど評価は高くない。
ベルモントマーキスはよほど的場文騎手と呼吸が合うのか。これまで4、2、2、1着の相性の良さは前走だけをみてもわかる。直線入り口で壁になりながら、馬群を割って突き抜ける瞬発力は迫力さえ感じられた。4着時が0秒3差ならほぼ完璧な実績。1分55秒台も最近は遠かったが、1年ぶりの1分54秒台に突入した前走で波に乗るか。年齢的に一過性の可能性も秘めるが、絶好調の鞍上とコンビは怖さがある。
クレイアートビュンは千九2着の実績でも、短距離に良績集中だけに半信半疑。じっくり折り合い重視の乗り方になっているミウラリチャードはひたすら混戦待ち。鞍上泣かせのズブさのナイキハーラーワンは名手に乗り替わってもトーンは変わらない。センノウィンは内コースで一瞬の脚が生きるマイラー。馬体キープが条件でソリッドエビデンス。
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