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12−1、5、13、7、8、9 12→1、5、13、7、8→ 1、5、13、7、8、9、11、2 (35点) 12−1、5、13− 1、5、13、7、8、9、11、2 (18点) 暴走サザンの存在で乱ペースが確実。ハイペースから底力を求められるような流れでは、スタミナ兼備のスピード型の台頭か。いずれにしても逃げ馬にとって厳しい流れ。ジルヴァン、ロイヤルは道悪だけが頼り。 コスモプリズムの前走はJRA騎手を配したことがすべての敗因となった。1、2着馬を軽く上回る最速上がりでも、スローになりやすい二千百で必要以上に置かれては打つ手なし。ケタ外れだった転入2戦の瞬発力なら戸崎騎手が乗っていれば間違いなく勝っていた着差と内容だろう。最速上がりを連発していた破壊力はすでにA級レベル。再び主戦が戻って距離もこなせる感触のあるマイラー体型で52キロはなにより好材料。牡馬相手のB1でもまったく見劣りしない。乱ペースに動じないレース巧者はここを堂々勝って牝馬重賞路線へ。 ジルヴァンクールは距離にメドを立てたことで出世が加速する。これまで千二で良績集中のスピード型が、パワーも必要とされる馬場状態の前走は千六で最速上がりの完封劇。千二ではすでにB級上位の時計を連発してきた絶対スピードで、前走が本格化の象徴的なレースになれば軽視はできない。問題は暴走サザンの存在。石崎親子で強烈な競りはなくても、展開的に前走よりもかなり厳しくなる。 マケテタマルカはじっくり折り合える千八から器用さが求められる千六をどう捌くかに焦点が絞られる。ここ3戦は好位抜け出しの必勝パターンが決まっているが、以前は置かれ気味の追走で脚を余すレースが目立っていた。前回の大井千六は0秒4差の5着とはいえ、着順以上に勝ち負けまで遠く感じられている。強力な逃げ先行馬相手である程度前々勝負が求められる流れにると分が悪くなる。 ピエールバスターはリズムの悪いローテーションで千六(3200)ほど怖さがない。折り合いに苦労してきただけに距離短縮はむしろ歓迎だが、デビュー戦惨敗、初の休み明けとなった4走前でもまったくいいところなく人気を裏切っている。本質が叩き良化型となれば、いきなり好調馬揃いのB1相手に結果を残すのは厳しいか。まずはパドック判断。 ロイヤルデジタルは成長期を迎えた3歳馬だが、ここ3戦はいずれ内容は地味。切れる脚のないジリっぽさで、1分41秒台に突入すれば、ますます勝ち負けから遠ざかる。サザンの大逃げで乗り方も難しくなった。 前々勝負では終いひと息、控えては届かないという歯がゆい競馬が続くボクはここが正念場。リフレッシュ後の叩き3戦目、千六(2221)のベスト距離、ロスのない折り合いが可能な絶好枠で走らなければ完全なるクラスの壁として評価が固まってくる。テンの速さは以前より良化。
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