3、8→3、8、I→
3、8、I、4、1、6 (16点)
外々を回った先行馬が絶対的な有利な馬場状態。控える競馬で以前ダンディに完封負けしたチヨノだが、斤量が4`になれば今度は逆転か。強気に乗った馬が正解。
ダンディシャークは以前よりひと回り成長して戻ってきた。明らかに余裕残しの馬体でB1圧勝。格と底力の違いで3連勝は数字以上に価値がある。不発のない瞬発力と流れに左右されない器用さ。1分12秒台を連発していた絶対スピードが加われば、A級相手でも崩れる姿はまったく浮かばなくなった。絶対的に自信のある道悪となれば、ますます安定感が増す。
チヨノドラゴンはダンディに完封された5走前、先行馬に致命的な大出遅れだったことが最後まで響いただけ。前回2`差で今回が4`差もある斤量なら、ごく普通に逆転のイメージが浮かぶ。キャリアは少ないが、勝負が一気に決まる千二は大歓迎のスピード馬。外々を回った先行馬に好走馬が集中している馬場状態にも助けられる。
マルカシリウスの前走は後方で掛かり気味になるような最悪な乗り方。前々走の3着で衰えなしを示していれば魅力の乗り替わり。ブローザウインドは枠順に恵まれない。モマれたくない先行馬としては前走の強引な逃げも仕方のない乗り方。再び行くしかなくなれば前走の悪夢がよみがえる。
いきなり路線変更してきたコーワキングは、久しぶりのスプリント戦で必要以上に置かれることが目に見えている。行きっぷりの悪さだけが目立つ近況で、距離実績、持ち時計はひと昔前の記録。千二としては遅いペースだった前走のような流れでは手も足も出ないが、それでも最速上がりで古豪健在を示したカネショウアトラスは意外性に注目できる。。