千二、千四の短距離志向の強かったテンジンイナバウアが、昨年暮れからの路線変更がついに実った。苦手な内コースを克服してスタミナ強化が加わった上がり馬。南関東で初連対の前走がターニングポイントになる。現級8勝のヤマトコウシュウだが、休み明けでポカの多い実績。まずは馬体回復から。サプライズヒーローは前走で鞍上が手の内にいれれば面白い存在。ホクトカントリーは地味な良化で、案外モロさ同居の大型馬。キャリアの少ない千五で割り引いた。内枠は良くないサブノオージャ、ムラ駆け傾向がますます強まったセイシンヤマト、ホンシンワヒトツが積極策で変わり身。極端な乗り方に好走が限られたアタゴヘイロー、ユミは展開に左右。