足踏みの近況が続いていたベルモントソリッドが前走快勝で人気を上がれば妙味なし。数字そのものは平凡な時計で、なにより恵まれたのは低調なメンバー。すべてにはまったレースの直後は案外ムラが出る。良績集中は千四だが、セルジュークの3走前はハイペースを強気の先行策で凌げばスペシャリスト級の強さ。目標を絞りやすい相手で連勝にリーチ。ブリンカーからチークPで前走一変したキャッチドリーマー狙いも悪くない。外コースで新境地は開けた。エトワールステージが逃げ差し自在に動いて3、1、4着はブリンカーのおかげ。C1勝ちの実績がある実力馬に集中力が戻れば鬼に金棒。グレートメモリーはこれで2戦連続でスタートギブアップ。矯正不可能な悪癖は千二で狙い目なし。フレンドウィンはツキに見放された枠順だが、最悪な手応えの中で前走3着は相手比較から重みがある。サンオールインはコース適性の高さ。キリンジの大バテしたレースは距離か、暴走かという敗因。強力な逃げ馬不在のここで大駆けがあっても不思議ない。大穴候補にドリームインボス。スプリンター向きの好馬体は距離短縮で勢いを取り戻せる。