9ー3、7、2
3連勝となったダイセイコーは、いぜんC2相手なら崩れることはない。完璧な折り合いから確かな反応で着差以上の完勝を続けている上がり馬は、名牝マキバグレイスの仔らしい成長力で天井知らずの勢いが出ている。前走で行きっぷりそのものは最悪に近かったキョウバキングより、必要以上に置かれて足を余したリバーグラシアが魅力。時計決着に弱さを露呈しているスプーンラリー、レッドウッドは分の悪い相手。はっきり距離の壁を感じさせるヤマノキャニオンは単なる叩き台。極度にモマれ弱いサンライズアイは試練が続く。