11、13→11、13、18、15、5→ 11、13、18、15、5、12、10、9 (48点) 15−11、13、18− 11、13、18、5、12、10、9、6 (18点) ゴールスキーは案外だった前2走でいくらか下方修正が必要だろう。未知なる距離で0秒4差だった前々走は納得できても、前走はいつものような弾ける末脚が不発に終わったことが予想外。舌を越してハミ受けの悪さが敗因か、勝ち馬の直後の位置取りで追い出しからモタついて着差以上に能力的な開きを感じさせている。経験の浅い上がり馬は近くて遠い重賞勝ちのイメージがますます強まった。大きく崩れることはないが、勝ち切るシーンも浮かばない。 これから花咲く期待馬が揃ったが、中でもダノンヨーヨーの充実ぶりは際立っている。前走は外から見ても鞍上のあせりが伝わってきたというルーキー並みの下手な乗り方がすべての敗因。5戦連続の33秒台の瞬発力はまともに乗れば不発はない。阪神(2100)、千六(6312)の絶対的な条件。心強い乗り替わりで簡単に軌道修正か。 キングストリートの前走は考えられない乗り方だろう。同日1600万の千八より0秒8も遅い超スローをあえて後方待機を選択するペース音痴さ。鞍上が内枠以外の差し馬に乗ると決まって通る後方大外では、仮に33秒台の脚を使っても届かない。ゴール直前にヨレなければ勝っていた東京新聞杯の内容なら見限るのは早すぎる。 リーチザクラウンは追い込み馬として完成させる方向に向かっている。気性は短距離向き、跳びは大きく中、長距離向きだが、差す形ではっきり限界を示しているだけに常に人気ほどの怖さがない。前走もワンテンポ仕掛けを遅らせながら、勢いそのものは他馬と同じような瞬発力。数字ほど鋭さのない末脚では(2201)の相性いいコース替わりでも刺激になることはないか。いずれにしても前々の積極策で活路を見出せる単調なタイプ。乗り替わりまでひたすら待つ。 アパパネはひとまず牡馬の壁に当たりそう。デビュー2戦以来の牡馬混合戦。ひたすら牝馬限定戦に的を絞ったローテーションで実績を積み重ねてきただけに、いきなり骨っぽいGU相手ではトーンダウンも当然といえば当然。派手なタイプではなく、常に辛勝がこの馬の特長で単純に負かした相手から計算できないことは確か。メイショウベルーガに接戦の記録をどう捉えるかで位置付けが決まる。本質マイラーのスピード型が新境地をみせるなら今回。 フラガラッハは早くも鞍上との限界がみえている。この枠順を引いた鞍上は必ず大外ブン回しの荒業に持っていく。ロスをまったく考慮しない乗り方では、タフな相手に直一気はかなり難しい確率。直線外の伸びが今ひとつの土曜日の結果を考慮すれば、ますます信頼度は低下する。
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