5、8→16、13、4、3、18、1 (36点) 8→16、13→ 16、13、4、3、18、1 (10点) 16、13→8→ 16、13、4、3、18、1 (10点) アパパネが現役最強クラスの馬を着差以上の強さで完封。予想以上に中団後方に控えた前走だったが、ブエナビスタとがっぷり四つ相撲から退ければ牡馬混合のマイル戦で頂点は目前だろう。 リーチザクラウンはもう乗り替わっても前々で攻めることはないのか。刺激を期待した前走でも結局じっくり折り合い重視の乗り方。鞍上は4角手前、馬が躓いたことを故障と勘違いして追うのを止めるという最悪な結果だったが、アクシデントがなくても、あの位置から追い比べで差し切るムードはなかった。瞬発力にもう限界をみせながら終い勝負にこだわる不可解さ。掛かる馬のコンビで合わない鞍上では、ますます化学反応を期待できなくなったが、これだけ人気を落とせば失うものなどまったくないはず。久しぶりの先行策を試すのにいい機会だけに完全無視はできないだろう。被されない外枠を生かしたい。 京王杯の中で一番中身が濃かったのがストロングリターンだった。絶対的に前々有利の超スローで唯一好位差し。前が壁になってもこじ開ける爆発力はGT級まで完成されてきたと断言できる。頼りない鞍上は否めないが、人馬ともにひと皮むけてきたことは間違いない。 スマイルジャックは結局勝ち切れない勝負弱さが血統的ということ。最近は年に勝ち負けが1度あるかないかという少なさで、掲示板が大きな壁になっている。これまで着差ほど価値のないレースを繰り返して行き詰っているのが現実。前々走の勝利で波に乗れない限りさらなる上昇は難しい。 ダノンヨーヨーは単にツキがないだけ。前残り連発の馬場でスタートミスして鞍上がパニックになった前々走は論外として、3走前はGTで同タイム2着。前走はペースが遅かったためいつもより前々の位置取りから、直線で何度も手前を替えて0秒3差なら悔しい一戦。不発のない33秒台の末脚が計算できる末脚にまったく陰りはない。前々走から鞍上が替われば色気が出る。 ジョーカプチーノの前走はテン乗りで手探りだったと割り切りたい。絶対的に前々有利の馬場でハナを譲ったことで勝負は決まっていた。控える形ではいぜん未知数な単調な気性。やはり脚をためて瞬発力勝負より、なし崩しに脚を使わせる底力勝負が合っている。外国馬ビューティーフラッシュの存在で前走のようにゆったり流れることがなくなれば、ラチから少し離れた絶好のコース取りができる外枠の先行馬に怖さが出てくる。NHKマイルC勝ちと同じ舞台はいい刺激。 シルポートがハナを切ると不思議と流れが落ち着くレースが続いていた。番手でマークするはずの鞍上が必要以上に消極的になることが最大の要因だが、今回は同型が未知なる外国馬で今までのような楽な展開は望めない。展開的にも本当の底力が求められるGT戦。重賞2勝はいずれも展開の利がすべてだったことを考慮すれば、ここでは掲示板がひとつの目標になる。 サンカルロがデビュー以来、初めて乗り替わる。これまでGTで降着や誰がみても下手乗りのレースを連発しても乗り替わらなかった不運な馬が、魅力十分の鞍上スイッチ。少なくても好枠を引けば前任騎手と違って4角大外へ出すことはないだろう。どんなに手ごたえがあっても外へ出した時点で勝ち負けから離れるといういい脚一瞬のタイプを理解して乗れば、鞍上はラチから近いコース取りを選択。理想は逃げ先行集団の直後のラチ沿いの位置取り。千六(2026)は距離の限界ではなく、鞍上が下手に乗っていたことをここで証明する。
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