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京都裏読み

関東
9R10R
11R

関西
9R10R
11R


 

京都11R

3連単フォーメーション3、13、7→3、13、7、14→

3、13、7、14、2、5 (36点)

無敵の4連勝でも今回のロードカナロアは前走以上に評価を落としたい。初の重賞挑戦だった前走とはメンバー強化が否めない。GT3着馬エーシンヴァーゴウやGUで2番人気になったツルマルレオンなど、同じGVでもレベルは前走以上だろう。重賞千二としてはスローで絶好位からの競馬なら、最後流して楽勝も当然といえば当然だった。相手強化で未知なる57キロ。驚くほどの持ち時計がない現状では1分7秒半ばの決着になってポカの可能性は高くなる。

昨年夏のGV勝ちからエリート路線を歩んでいるエーシンヴァーゴウは休み明けのローテーションが嫌われているだけで、時計、実績などはほぼロードを上回っている。強気に動いたことが裏目に出た3走前や過去10年の最遅勝ち時計となった前々走で微妙だった前走だったが、終始掛かる折り合い難で0秒3差の3着は底力そのものということ。1分7秒台を3度なら、はつきり器が違う。

エーシンダックマンはハナ切って完全燃焼の逃げ馬。前走は10秒台が2つ含まれるハイペースを直線入口でセーフティリードになる大楽勝が絶対スピード能力。荒れたラチ沿いを意識しすぎて外々を回りすぎた前々走は典型的な鞍上の下手乗りなら、ここ4戦で3勝の勢いに陰りのないことがうかがえる。スタート勝負。

グランプリエンゼルは連続2着でも内容的にまだまだの感触。いつもより積極的に動いた前々走は数字ほど鋭さを感じない瞬発力。前走も前が止って浮上した程度の脚ならば強気になれない。

ツルマルレオン終始リズムの悪い前走だけで評価を落とせない。前々走は3角で鞍上が立つほどの気性難で直線は終始前壁になる不運。これだけの不運と不利が重なって0秒6の着差からロードとの決着は終わってないことがわかる。