１、10、５→１、10、５、８→

１、10、５、８、９、３　(36点)

１、10－５、８、９、３、７

ハナを切るとレックスパレードは重賞級の強さであることを前々走で改めて示されれば鞍上に迷いはない。暴走気味の逃げでも辛抱できる逃げ馬気質。直線半ばに早くもセーフティリード、最後流して楽勝した内容でひとつ壁を打ち破ったムードがある。前走惨敗でようやく芝に完全見切り。ハンデ56キロは恵まれた。

ドレミファドンの前走は勝負どころで前が壁になるコース取りのまずさが最後まで響いた。８キロ増はほぼ成長分を感じさせる充実度で、スローをマクりもしない消極策なら試走に近い叩き台ということか。いずれにしても前走と同じ斤量ならギリギリ我慢。文句なしの時計で差し切った３走前の再現狙い。

サイモントルナーレは距離不足と不向きな展開となった前走が見せ場で色気づく。現実に前回の東京ダート二千百は休み明けにもかかわらず、同斤量のドレミファドンに０秒１差。すべての面で条件好転なら少なくてもドレミには負けられない。

ハイペースがはまったとはいえ、グレイレジェンドの充実ぶりは無視できない。ここ５戦中４戦で最速上がりは素直に本格化として評価できる。母母がオグリキャップの下。異父兄がオープンまで出世したＪＲＡ５勝マイネルアンサーなど血統的な下地があれば、必要以上にブン回しから直線だけで差し切った下手乗りの前走を重視すべき。

どうにも58キロでもがき続けているクラシカルノヴァは強調点に乏しくなってきた。３走前と前々走が別馬のように思える両極端な結果。前走もほぼ４着が確定的ながら最後の最後で差し返される失態にさらなる成長を感じ取れない。初の東京、テン乗りで化学反応待ち。