3→8、2、11、10、9
3→8、2、11、10、9
3-8、2、11-
8、2、11、10、9、13、6、15 (18点)
レッドデイヴィスが前走で復活のシグナル。スローをほぼ最後方から4角ブン回す荒業。それでも最速上がりで0秒3差まで迫る見せ場十分の内容なら復活間近は当然の印象だろう。自己ベストを更新した変わり身はまさに以前の姿をダブらせる勢い。見た目の良さと直結しなかった休養前とは明らかに違う。本格化前とはいえオルフェーヴルやマルセリーナなど後のGⅠ馬をシンザン記念で軽く完封。宝塚記念3着のショウナンマイティに負けぬ爆発力で競り勝った鳴尾記念など、昨年暮れまでの勢いは超エリートだった。些細なきっかけで蘇ることは簡単にイメージできる一流馬。得意な京都で外コースなら経験ない距離がむしろ刺激になりそう。
レオアクティブの前走は日本レコードほど見た目の勝ちっぷりにインパクトはない。最近はレコードでもぶっち切り勝ちがほとんどなく、お客、馬主が誰も望んでない"コンクリート馬場"を作り込んで喜んでいるJRAのさじ加減ひとつというのが悲しい現実。驚異的な時計のレースを経験した馬がこれだけパンク、引退が多ければ、"レコード勝ち=パンクへの時限爆弾作動"のイメージはますます強まってくる。
前半必ず置かれるスタート難とズブさを抱える癖馬だけに京都外コース替わり。千六より千四ベストなど数々の条件で好転した。ためれば切れる爆発力は古馬を含めても短距離ではトップレベル。崩れる際は前走の反動が残っていた際だけに絞っていい。まともに乗りこなせば再び圧勝が計算できる力関係。
グランプリボスはもう少し時間がほしいのが本音。前走は前2頭と後方馬群が離れたが、ペース的には前が残っても驚きのない平均的なラップだった。それでも最後失速の内容が着差以上の完敗の証。休み明けを割り引いてもひと叩きで完全復活が浮かんでこない。典型的な叩き良化型で叩き3戦目が(2200)。叩き2戦目の今回より狙いは次。
ダノンシャークは千八の限界が前走でみえた。直線ラチに切れ込み3着が確実な勢いにもかかわらず、ゴール前で失速の不甲斐なさ。千八3勝でもやはり見た目マイラーのスピード型はマイルがベターということが示された。京都芝(2410)、叩き2戦目(0210)。イメージどおりの距離なら未知なる千四でも問題ない。
エーシンホワイティがゴール直後、勝ち馬を交わす前走の末脚に完全復活をにおわしている。もとより千四に絶対的な安定感のある差し馬で、得意な京都に千四以下と限定すれば負けて0秒4差。相性の良さが如実に表れたニューコンビで大駆け期待。
サンカルロは今までも前走のような乗り方に徹すればもっと重賞を勝っていた。4角外を回ると確実に終い止まるという一瞬の末脚。前走内を突いてGⅠで最速上がりとなる鋭さ健在が示されれば、一か八かの後方待機から前走の再現を狙うしかない。色気を出して勝負どころで外を出した時点で勝ち負けから遠ざかる。
アドマイヤセプターは強烈なインパクトある勝ちっぷりの2連勝でも所詮上がり馬の牝馬。驚くような持ち時計がなく、他馬とほぼ変わりない斤量ならば人気になって妙味はない。ひとまず古馬オープンで力試し程度。
オリービンの生命線は阪神コース。良績のない京都や距離ではどうしてももがく姿が浮かんでくる。前走でも掛かり気味の折り合いで距離短縮は悪くないが、モマれる枠順を引いてさらなる試練が待っている。 |