3、9→1、4、8 (18点)
リヤンドファミユは確かに豪快なレースぶりだが、負かした相手のその後低調なら重賞級の評価に対してひとまず待ったをかけるべき。デビュー戦で直線一騎打ちとなったサトノキングリーは次走500万で大惨敗。スローを直線まで徹底待機という不可解な乗り方だったとしても、見せ場なしの不発は紛れもなく力負け。デビュー3~6着が次走でワイド圏外に外れたことからも、時計ほどレベルが高くないことが伝わってくる。前走は3頭の壮絶な追い比べ。並ばれて抜かせないのが勝負強さそのものだが、競り負けた2、3着馬が次走で掲示板外が決定的なレースレベルの低さか。自己条件ならまだしも、飛び級勝ちを狙って重賞経験のあるメンバー相手に勝ち負けまでは大きな壁を感じる。
展開、馬場状態、ステップなどを考慮するとミヤジタイガの走る条件にピタリとはまる。距離を延ばして本格化。3走前はレコード勝ち。前々走はクラシック候補の1、2着馬に完敗だが、3着馬に0秒2差なら着順、着差ほど負けてないということ。ラジオNIKKEI2着のバッドボーイに0秒1差、すでにオープン勝ちしているマイネルホウオウに先着なら、ここは恵まれた相手。
前走はスタートミスから道中掛かり気味。さらに超スローを後方から終始外々を回る素人級の乗り方となったメイケイペガスターが乗り替わりで一変可能。アドマイヤオウジャの前走は数々の試練を乗り越えた中身の濃い勝利。連続の最速上がり、見た目のインパクトからすでにクラシック級に完成している可能性。 |