２、11→７、８、13、10、４　(30点)

２、７→８、13、10　(18点)

２－11、７、８、13、10、４

エアウルフは初の古馬オープンで立派な０秒１差だが、残って当然のラップだったことも否めない。さらに叩き２戦目より休み明けの方が良績の仕上がり早。逃げ差し自在なレースセンスの高さに反して、千四(２４１１)の勝ち味の遅さに勝負弱さが表れれば、ますます単というイメージから遠ざかる。休み明けの前走で心身ともに大きく変わった印象はなく、別定で挑むオープンではひとまず壁に当たるか。

乗り替わりの連続でマルカベンチャーはリズムを失っているだけ。前走は見事なまでのへぐりだった。スタート直後、必要以上に控えて３角過ぎに慌てて追い出すというちぐはぐさ。終始外々を回って大外ブン回す荒っぽさでは、たとえＧⅠ級の馬でも届かない乗り方だろう。すべて４着以上の千四ダート、１度だけ掲示板を外しただけの京都コース、乗り替わりの条件が揃って初めて年齢云々の議論が始まる。

アドマイヤロイヤルはここが正念場だ。連対パーフェクトだった千四ダートでまさかの５着。いつもより積極策が裏目か、キャリアの浅い京都コースが響いたかは微妙だが、良績ある休み明けで不発に近い流れ込みでは新鮮さが足りない。

差し追い込み馬に偏って確たる逃げ馬不在のメンバーで、好機のマクりが大きな武器になるサイオンが不気味な存在になる。勝ち鞍のない千四ダートだが、それでも根岸Ｓ勝ちのメイショウマシュウに０秒３差。同じレース出走のエアウルフには０秒２差に肉薄が距離適性の高さと能力基準。休み明けにも良績があれば、大型馬の長期休養明けでも大幅な減点はない。時計勝負に強く、渋り目の馬場は大歓迎。

勝ち切れないが崩れないサクラシャイニーは展開の利。３角前にごちゃついて急ブレーキをかけて位置取り悪化したフィールドシャインの前走は度外視。サンライズモールは見た目の良さから高いレベルで状態が安定している。距離不安のグリッターウイング、展開不利のシセイオウジはワイドライン目標としても伏兵多数。