7→4、6、3、13 (36点)
7-4、6、3、13、5、8
昇級戦になるヴィンテージイヤーに驚くような持ち時計はない。前走は直線入口の隊列がほぼ変わらなかった前残り。3走前、前々走が底力を求められたサバイバル戦ならば、ひとまずクラスの壁に当たることが、ごく自然な流れだろう。内枠のタイガーがすんなりハナを譲った際の展開の利でようやく連対突入がみえてくる。
同じ昇級戦のフレイムオブピースもレースレベルが微妙だ。連続最速上がりで快勝した中身がかすんでくるような負かした相手の次走平凡な成績。スピード感のない走りで、見た目に大物感を感じないことも強気になれない要因になっている。前走の並ばれてからもうひと伸びが底力だが、いずれにしても距離短縮、慣れない長距離輸送など数々のハードルを越えなければならない。
狙うのはナイトフッド。前走はひと息入ってデビュー以来最高体重になる誤算で、勝ち鞍のない距離とコースだったことも響いた。昨年東京コースは1、3、2、4着。2度の1分36秒台で前々走は自己ベストに自身のピークが示されている。現級で同タイム3着、イジゲンに0秒5差の実績でハンデ56キロは恵まれた。
スピードはもちろん、器用さも重視してタイガースラム。覇気のなかった前走からリフレッシュを挟んで変わる余地のあるサミットストーン、ロンギングスターは仕上がり注目。エチゴイチエは芝とはいえ、レインボーダリアに接戦の記録。路線変更でも見限ることはできない。 |