4⇒5、9、10、7、8、13、3、6 (168点)
何度へぐりを繰り返しても同じ鞍上に固執し続けていたベルルミエールがようやく乗り替わりの刺激で新境地を見出した。長い長いスランプはほぼスタートミスの連発だった前任騎手がすべての要因。久しぶりの積極策で0秒4差の前走が本来の姿ということ。数字以上の太めだった前々走からきっちり絞れて体調アップ。中京(000210)から小倉(101001)。昨年3着時よりいいムードで挑める。
ベルカントはモロさ同居の千二より明らかに直線千に安定感。極度のモマれ弱さでとにかくハナか、番手に好走パターンが限られている。行きたいジャストドゥイング、ラヴァーズポイントが大外枠で行く気になれば簡単にハナは切れそうだが、相手がどこまで突っ張るか。早めに引けば小倉(210001)からトップハンデでも逃げ残り濃厚。
レコード確実な馬場で平凡な時計だったCBC賞や同日500万レベルの時計だったバーデンBCなど、取捨に迷いの出るレースレベルの低さならば、オープン特別で常に入着ラインのマイネルエテルネルでも展開ひとつのレベル。前走はまったく良績のない休み明け(001004)と初距離であくまで叩き台。久しぶりに積極的な乗り方を期待したい。
古豪健在を示したバクシンテイオーは前走で新たな一面を見出した。これまで徹底待機という直線だけの競馬で脚を何度も余してきたが、前走は今までになかった好機のマクりで持ち時計に0秒5差、自身の上がり時計ベストまで0秒3差に迫る数字が好調さを物語る。ここ6戦で4度の上がり33秒台はむしろピークに近い状態。いい脚は一瞬だけで乗り難しい馬だけに乗り替わりなしならば主役として扱っていた。
オウノミチは地方戦績、休養明けの1戦、JRAダートを除けば、負けても0秒5差という絶対的な安定感。前走は同日500万と同等レベルだったとはいえ、初のオープン馬相手に勝ち切ったことを評価できる。単純な上がり時計比較でメンバーNo13なら、ハナを切ることがごく普通の選択か。いずれにしてもスタートを決めて力試し。 |