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新潟裏読み
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新潟11R穴推奨レース

3連単1軸マルチ15⇒17、1、11、8、7、2、12、14 (168点)

大波乱連発の夏重賞。人気で斤量を背負う馬はとにかく苦戦を強いられている傾向から狙うのはエーシンマックス。この馬の特性はコース適性に落差があるということ。東京、中山(000003)や京都(030105)にはっきりと苦手意識だが、阪神(101011)や新潟、中京(310100)など、むしろ直線長いコースに強さを発揮している。新潟二千で上がり34秒台連発中。一旦、障害転向がいい刺激となって以前より終いまでしっかりした瞬発力で単調な逃げ馬というイメージないのが強み。

アルバートドックは危うい人気馬だ。馬体重ほど厚みのない馬体で初の58キロ。57キロでわずか1勝の上がり馬がトップハンデを克服できる計算が成り立たない。前走も最速上がりより0秒5も遅い上がり時計。追い出してからのフラつきを考慮すれば、さらなる斤量増で直線もがく姿が浮かぶのも自然な流れか。単純な上がり時計比較でメンバーNo9という平凡さが追い打ち。

函館記念勝ちのマイネルミラノはアルバートより試練が待っている。着差以上の完敗だった3走前の新潟記念はもちろん、前々走は未勝利並みのラップを刻んで粘れぬ不甲斐なさ。前走は道中、ラチ沿いを立ち回った馬で1~3着まで独占になる特異な馬場状態と流れに恵まれただけだった。新潟、東京、中京で未勝利が直線長いコースの苦手意識そのものでたとえハナを切れたとしても怖さはない。

上がり35秒2で最速上がりになるような小倉記念は、前週の500万に0秒6だけ上回った勝ち時計からもレースレベルの低さが浮き彫りになっている。休み明けで同タイム2着のベルーフは復活というより、休養前とイメージの変わらぬジリっぽさだった。将来的にはダート路線を視野というムード。ひと叩きで理想的なコース替わりでも極限の瞬発力を求められては打つ手がないのが現状。

ダコールの乗り替わりはようやくというより遅すぎた決断だろう。すでに8歳馬のディープ産駒。昨年ほどの勢いもなく、現実に勝ち鞍は1年以上もない。8戦続けて58キロでゆったりしたローテーションとはいえ、使い詰めの叩き4戦目。名手に乗り替わりだけでは飛びつけない。

5頭のディープ産駒の中で唯一、重賞勝ちはないが爆発力、勢い、安定感はアデイインザライフがズバ抜けている。とにかくためれば切れる瞬発力は走るごとに磨きがかかって、これまで9度の最速上がり。現在3戦連続中でパンパンでも渋り目でも馬場不問の豪脚はすでにオープン通用レベルまでに達している。年齢的なレース勘の鈍さを随所で露呈し続けている鞍上だけが死角らしい死角か。必要以上の引っ張り込みや直線のコース取りで大外ブン回しの単純乗りだけは避けたい。