9、7、2⇒9、7、2⇒9、7、2、4 (12点)
9、7、2、4 9⇔7、2、4
良馬場になると故障馬連発する菊花賞やメンバーが揃いづらくなった長距離競馬の存在意義が問われる時代になってきただろう。フルゲートが珍しくなったマラソンレースは、どのみち直後のレースにつながることのない単発レース的な傾向が強まっている。馬主側からすれば、GⅠで通用しない馬が距離適性の高さだけで高額賞金をもらえる大事なレースとしても、お客側からすればレースそのものも、何連覇がかかろうとも魅力の薄いことは間違いない。
結局低調相手となる三千以上の距離しか勝てなくなったアルバートが3連覇しても、種牡馬的な価値や暮れの有馬記念に出走した際の魅力が上がることはない。飽和した重賞乱立のしわ寄せで3、4歳馬が不在という異常事態。衰えたロートル馬相手ではさすがに勝ち負けだけを意識。
約4年間で1600万の1勝だけのシルクドリーマーは鞍上魅力でも強調材料が見出せない。まともな相手はフェイムゲームだけだが、馬っぷりが良くて見せ場もなく終わった前走で完全なる衰えが迫ってきたことは否めない。ひと叩きのプレストウィックは休み明け(011227)から叩き2戦目(311201)。前走はあまりに消極的すぎて上がり時計No3の脚が無駄になったとわかれば、鞍上2度目で変わる余地。 |