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阪神裏読み関東
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関西
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阪神11R

3連単フォーメーション5、8⇒5、8、14、6、2、7⇒

5、8、14、6、2、7、3 (50点)

3連複フォーメーション5-8、14、6-

8、14、6、2、7、3、1、12 (18点)

馬単5⇔8、14、6、2、7、3、1  8⇒14、6、2、7、3

サトノワルキューレを物差しにすれば、サラキアで十分に勝ち負けできる。ディープ産駒特有の急な成長曲線。馬体良化の前々走で本格化を感じさせている。とにかく異次元的な瞬発力は天井知らずで鋭さアップ。5戦中3戦で最速上がり、4走前は1着ラッキーライラック、2着マウレア、5着レッドランディーニらの最速上がりにわずか0秒1差の上がり時計。3走前はサトノワルキューレに次ぐ上がりNo2。前2走はそれぞれ上がりNo2より0秒6、0秒3も速い最速上がりに加速的な成長過程がうかがえるだろう。慢性的なスタート下手として固められたが、前走の大マクりからのレコード勝ちでひとつ壁を打ち破れる新たな武器を得た。すでに世代を代表する瞬発力型の1頭として胸を張れる。道悪は未知数。

そのサトノワルキューレはオークスでこれまでなかった折り合いに苦労した。ハイペースを行きたがる大誤算はあったが、それでも超ハイレベルだったオークスで6着に着順以上の価値を見出せる。5着マウレアが先週の紫苑S2着。ごく普通に勝ち負け可能な能力が備わっていることは間違いない。千八、二千(200000)、休み明け(001000)。距離もローテも大幅な減点はないが、重(100000)は半信半疑。デビュー当初から完成度の高かった馬が、デビュー戦の道悪競馬でメンバーNo4の上がり時計。最後2着馬に詰め寄られた辛勝がどうも引っ掛かる。いずれにしても直線まで仕掛けを我慢することは避けるべき。

実質、週休2日と週休5日の差。トーセンブレスの鞍上は的場文騎手より10歳も若いが、すでにアスリートとしての資質は完全に失われている。5年前の年間80勝から急降下。今年は10勝の壁を破れるかどうかまで落ちぶれれば、追わせるブレスとの相性の悪さが良化することはないだろう。外国人騎手が乗れば勝ち負け可能な存在ながらも、なぜか陣営は同じコンビに固執。デビューから上がり時計No1、4、1、1、2の豪脚も宝の持ち腐れとなっているのが現実だ。乗り替わりまでひたすら待つしかない。

カンタービレの評価は揺れる。着差以上の強さだった前々走は時計よりも中身、前走はハイペースを積極策が裏目に出た自滅レースと割り切るべきか。前々走は数字どおりのレースレベルの低さで、前走こそがこの馬本来の能力基準として断罪すべきか。いずれにしても瞬発力勝負に課題を残していたディープ産駒が休み明け初戦で見違えるほど成長してくるとは思えない。道悪は未知数だが、時計がかかることは少なくてもプラス材料。

母が道悪で惨敗の前歴はあるが、ウラヌスチャームは狙いたくなる穴馬だろう。随所にレベルの高いレースを経験。デビュー戦でパイオニアバイオを寄せ付けず、次走のアルテミスSは惨敗したとはいえ、3番人気で3着に0秒5差。5走前の勝ち馬はブラストワンピース、4走前から前走まですべて最速上がりならば、ごく普通に千八持ち時計No2の数字に重みが出てくる。いくらか間隔の開いた前走をひと叩き。道悪がどう出るかだけ。