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東京裏読み
関東
1R2R
3R9R10R11R
関西
1R2R
3R8R
9R10R
11R12R
ローカル
2R3R
5R11R
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東京11R

3連単フォーメーション2、8⇒2、8、9、15⇒

2、8、9、15、14、11、1、6、5 (42点)

3連複2、8-9、15、14、11、1、6、5、7、3

馬単2⇒8、9、15、14、11  8⇒2、9、15、14、11

年々レベルが上がり続けてここで3着以内の馬は今後GⅠ好走に直結する傾向は今年も変わらないだろう。それだけの期待馬が揃った。グレイシアは血統的にも十分な資格。母クーデグレイスは千八デビュー後に千二~二千で4勝。重賞未勝利だが、ローズSは0秒2差の3着、秋華賞は0秒3差の4着という素質馬。半兄ブラックプラチナムはすでに準オープン入りが確約している通算(251102)。確実に受け継げられた血統の凄さは前走にも表れた。ハナを切って圧勝した馬がまさかの大出遅れ。最後方から行きたがるのを懸命になだめて直線一気の差し切り勝ちは時計や着差以上のインパクトを与えた。ハナだけにこだわる馬不在で絶好枠を引くツキの良さで、メンバー的にも前々は絶対的に有利。今後を見据えて再び控える競馬か、確実な賞金加算でハナを切るか。鞍上の勝負勘が問われる一戦になった。

エールヴォアは外国人騎手なら不動の中心馬として扱っていた。とにかく馬の能力は超一流。先週にオープン特別でなぜか1番人気となったトーセンカンビーナを物差しにすれば、0秒9も速い勝ち時計なら牝馬重賞で勝ち負けは当然のレベル。軽くひと仕掛けから抜群の反応で4角先頭。残り1ハロンの時点で後続に早くも5、6馬身差となって残り100の時点から流し始めた。ギリギリ折り合えた前走から距離短縮はむしろイメージどおりだが、同じ鞍上になると絶対的な強さというよりポカが心配になるリスクが出てくる。
最近の鞍上はあまりにもミスが多く、勝てるレースを取りこぼしの連発。今年はこれまでJRA重賞未勝利が象徴的で、つい数年前まで年間100勝していたと思えぬ落ち目ぶり。これだけ好調馬が揃った中で些細なミスは命取りになる。

ビーチサンバも同じ悩み。乗り替わりがすべてを狂わせる可能性がある。見た目の勝ちっぷりほど凄みがなく、先週まで2着以下の馬に勝ち上がりゼロがすべてを物語っている。2頭だけの上がり33秒台の中でズバ抜けた最速上がりも相手に恵まれただけとなれば、相手強化で鞍上弱化は危険信号。母フサイチエアデールという良血の神通力が最近の仔にはまったく表れていないことも不満だ。ひとまず経験レベル。