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中山裏読み
関東
1R2R
3R5R8R9R10R11R12R
関西
1R2R
3R4R
5R10R
11R12R
ローカル
1R2R
7R11R12R
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中山11R

3連単フォーメーション5、11、4⇒5、11、4、1⇒

5、11、4、1、10、7 (36点)

3連複フォーメーション5、11-5、11、4-4、1、10、7 (10点)

馬単11、4、1、10、7⇒5  5、4、1、10、7⇒11

リーディング上位の鞍上でもやはり逃げ馬の下手さは本物だった。ジェネラーレウーノの前走は歴史的な超スロー。最速上がりが1、2、3、5、7着馬の5頭で中距離型が上位を占めたことからもけっして中身の濃い、レースレベルの高さレースではないことがうかがえる。瞬発力勝負の苦手な馬を自らアウェーの条件で挑ませる大失態にもかかわらず、的外れなレース後のコメントがいかにペース音痴なのかを示しているだろう。結局、京成杯もセントライト記念も逃げ馬のペースに合わせたという他力本願型の先行馬。同じ鞍上とのコンビが続く限り、同じような失態が解消されることはない。好走した際はいずれも強いというより、流れにうまく乗れたというレベルで初の古馬相手となって試練に当たっても驚かない。

フィエールマンの前走はただただ脱帽するしかない。競馬のキャリアが長い人間ほど、この馬を前走で買うのが難しかった。何より驚いたのが史上初のキャリア4戦目で菊花賞制覇。少なくてもこれから20~30年は現れないローテだろう。さらに数々の条件でも厳しかった。完成手前の馬体、千八までの距離経験、デビューからすべて休養の連続で休み明けだったことなど、買える要素がほぼ皆無だったことからもいわゆる"事故"にあったと割り切るしかない。
前走で三千を勝ったとはいえ、長距離に確かな裏付けができたわけでもない。とにかく前走は極端な上がり勝負。実質2ハロンだけで勝負が決まったような流れでは、スタミナがある程度求められるような流れになれば二千二でも簡単にこなせる条件でないことは間違いない。
2着エタリオウ、4着ブラストワンピースらは3角過ぎから外々を回る大きなロスがあったが、この馬は馬群でじっくり直線まで我慢できたことが最後の伸びにつながっている。この馬よりわずかに外を回って脚をためることができた3着ユーキャンスマイルも次走あっさり競り負けた事実。菊花賞馬でも人気ほど実力があるとは思えないのが現時点での評価だ。

サクラアンプルールは古豪健在を上がり時計が示している。昨年の中山記念から上がり時計はメンバーNo4、1、3、5、4、4。終始徹底待機とはいえ、古馬の一線級相手にこれだけの結果を残せば8歳という年齢は度外視していい。前走は完全に引っ掛かって大へぐりに近い下手乗りで0秒7差となれば、主戦に戻して再び色気づいてくる。好機のマクりが理想。