11⇒6、12、13⇒6、12、13、1、7、2 (15点)
6⇒11⇒12、13、1、7、2 (5点)
11、6-12、13、1、7、2
11⇒6、12、13、1、7、2
デビュー戦の内容から低く見積もっても重賞に楽々届くレベル。2頭の争いに絞っていいだろう。東京で上がりレースラップがすべて11秒台で加速ラップを評価するのか。平坦とはいえ、ラスト2ハロンの上がりレースラップで10秒台連発を評価するのか。どちらも異次元レベルの瞬発力で順調に成長すればGⅠを意識できるレベルだが、同日や翌日の新馬と比較してモーベットを主役にした。
モーベットの同日新馬で勝ち上がったサリオスも重賞級。断然人気のアブソルティスモが目標になって軽く追ったとはいえ、3着以下をぶっち切って勝ち時計は1分37秒1。レースの上がりラップ11秒4-10秒9-11秒3の33秒6で自身の上がりは切れ切れの最速上がり33秒1。見た目にも最近にないインパクトがある差し切りだった。
モーベットのレースも遜色ない。勝ち時計1分36秒9。レースの上がりが11秒8-11秒4-11秒2で34秒4。自身の上がりが最速の33秒8で激しくしごいたとはいえ、ムチをまったく使わずに加速ラップを差し切ったことにこの馬の凄さが伝わってくるはず。最後抑えて圧勝劇はさすが重賞4勝のアイムユアーズの仔ということ。父オルフェの悪癖が出てない現状ならば、ごく普通に2歳夏の時点では敵なしムード。
もちろんウーマンズハートも掛け値なしの大物だ。勝ち時計1分36秒2。レースの上がり11秒1-10秒7-10秒9で32秒7。自身の上がりは32秒0。上がりNo2より1秒3も速い最速上がりは、相手が超低調だったとしても今後も語り継がれる派手さがある。翌日の新馬の勝ち時計が1分35秒7上がりレースラップ11秒3-10秒9-11秒3の33秒5で時計と上がりを差し引くとわずかに上回った程度の数字が唯一の不安材料か。残り300から追い出して一気に内にモタれる悪癖を露呈したが、残り1ハロンから右手前になると真一文字の伸びだっただけに一過性の悪癖として割り切れる。こちらも最後は手綱を緩めた横綱相撲。母の兄にワールドクラスのラッキーナイン。母の弟にJRAスプリンターのサドンストーム、ティーハーフ。確かな下地はモーベットに負けず劣らず。夏場を充電したが休み明けの方に分があるのか、夏場2戦目でも順調さが一番なのか。まずは仕上がりに注目したい。
|