1、10、9⇒1、10、9⇔1、10、9、4、5、6 (42点)
1、10-9、4、5、6、12、11
1⇒10、9、4、5、6 10⇒1、9、4
馬群を嫌い、抜け出すのに下手な鞍上がダーリントンホールをどう捌くかに注目した。とにかく馬の能力には太鼓判。前走は圧巻の横綱相撲だった。好スタートからあえて控えて完璧な好位差し。直線入口で先頭に並びかけて軽い仕掛けで残り150先頭。そこから加速的な伸びで3着に0秒8、4着に1秒5差は、重賞級を確信できる高性能エンジンということ。充実した馬体も惚れ惚れ。
相手は同厩馬に絞れる。ゴルコンダは前走のレコードの逃げ切り勝ちで迷いはなくなった。今年当たり年のハーツ産駒が勝った中で一番のレベルはワーケアが勝ったレース。先週の時点で2、3、5着馬がすでに勝ち上がって4、7、9着馬が馬券圏内の経験というレベルの高さ。本気で追う前だった残り1ハロンで後続に4馬身差だった前走の再現を狙う。
サトノゴールドは気性が幼すぎる。向正面でマクられて早くもアラアラ状態。4角も惨敗覚悟の手応えの悪さだったが、残り150で差し返したインパクトある勝ちっぷり。それでもムチ1発で正気に戻ったとはいえ、この短期間ではいつ再発してもおかしくないだろう。まずは最後まで集中した走りができるかが焦点。
3角過ぎまで勝ち馬の1馬身後ろからだったが、4角で大外へ出したために2馬身差に広がったことが致命傷になったヨハネスボーイが同じ鞍上にこだわれば明るい未来はない。前走はごく普通に立ち回れば勝っていたレース。ガラガラだった内目は完全無視してわざわざ大ロス覚悟のブン回し。着差が0秒1差だったことからも大金星を逃した罪は重い。
レザネフォールの前走は直線早々に追い出して残り150先頭。完全なる勝ちパターンにはまってどれだけち切るのかと思ったが、意外にもそこからモタつき気味。切れる脚がなかったのはデビュー戦だからか、逃れられない血統からか。いずれにしても仕掛けのタイミングの良さで勝ち切ったような前走だけでは主役として物足りない。
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